1月11日・六本木EDGEを舞台に、一つのグループが産声を上げる。2Vocal&1Rap×Danceという編成のもと、HIP HOP×EDM+歌心を持った音楽を魅力に、彼らは自分たちの”身近な日常”を切り取るように届ける。グループ名はEL FUROOTS(エルフルッツ)。スペイン語のEL FUTURO(未来)に、「自分たちのオリジナルな音楽性がルーツとなる新しいスタイルを広げたい」(AKIHIRO)という想いの「ROOTS」を繋ぎ合わせ、3人はEL FUROOTSという造語を作成。その名を、グループ名として掲げた。
メンバーは、AKIHIRO(Vo&Dancer)、SEIJI(Vo&Dancer)、YOU坊(Rap&Dancer)の3人。EL FUROOTS(未来×根源)というグループ名が示すように、彼らは流行へ寄り添いながらも、流行りとは異なる独創的な音楽を求めている。それが、「冬でも聴きたいトロピカルサウンド」。トロピカルハウスをベースにしながらも、そこへチルハウスの要素もミックス。ブチ上がるよりも、心地好く身体を揺らし、歌に浸れる音楽性を楽曲に投影。時には攻撃的な表情も加え、ただメロウなだけではなく、気持ちを躍動させるエモーショナルさも描き加えているのが特徴だ。その音楽性について、リーダーのAKIHIROはこう語ってくれた。
「EL FUROOTSがテーマとして据えているのが、「冬でも聴きたいトロピカルサウンド」。HIPHOP+EDMのダンスミュージックではあるけど、パリピすぎない面を心がけているというか。リゾート系EDMで攻めていこうと思っている。盛り上がるけど「ぶち上げ、イエーイ!!!」みたいな感じではなく、「みんなで身体を揺らしてゆったり楽しめるよね」みたいなイメージを主軸にしたい。そこからEL FUROOTSは、メロウな部分をEDMに乗せてというコンセプトも掲げました。
歌詞には、20代から10代の子たちなど、これからを生きる世代の人たちへ向けて届けたい想いを、その人たちの生活の中へ浸透している言葉たちを使って表現しています。僕が歌詞を書くうえで心がけているのが、身近さ。世界平和を願うというスケールのでかい言葉よりは、渋谷の街のごみ拾いをするくらいのニュアンスのほうが伝わると思うんですよね。そういう、みんなが理解できて、絵を想像できる言葉を意識して書いています」
1月11日(土)に六本木EDGEを舞台にしたデビュー・ライブ以降、EL FUROOTSは精力的に動き出す。当日はお披露目ライブでありながら、メンバーのAKIHIROとYOU坊が別に活動しているB.STATIONSのワンマン公演のゲストという形を取ることから短いライブになる。そこでは物足りないという人たちのため、EL FUROOTSは翌日の1月12日、早稲田ZONE-Bを舞台に無料ワンマン公演を行なうことも発表した。この日はライブのみならず、終演後はアフターパーティも開催。メンバーとじっくり触れ合える、とても貴重な機会にもなりそうだ。
YOU坊が語った「僕らにしか出せない、まさにEL FUROOTSがルーツとなって未来を輝かせる音楽を味わってください」の言葉を信じ、まずはEL FUROOTSのライブに触れてみたい。
TEXT:長澤智典
EL FUROOTS twitter
https://twitter.com/EL_FUROOTS
AKIHIRO
@aki_ELFR
YOU坊
@YOUBOU_ELFR
SEIJI
@seiji_ELFR
★インフォメーション★
【EL FROOTSお披露目記念!!無料ワンマンライブ!!
RIDE ON WAVE〜under the moon〜】
日程:2020/1/12(日)
会場:早稲田ZONE B
時間:17:30open 18:00start
チケット:入場無料!!(1D別)
出演:EL FROOTS