CANDY GO!GO!、ツアーファイナル公演地となった新宿ReNYで、バンドを従えた熱狂のライブを展開!!大人の事情に振り回されながらも、明けない夜はないとファンたちに歌を通して宣言?!


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1月にシングル『OVERDRIVE/大切なお知らせ』を発売、メジャーデビューを果たしたCANDY GO!GO!。彼女たちは、3月よりデビュー後初となるワンマンツアー「CANDY GO!GO! LIVE TOUR 2016 NERVOUS VENUS」を全国8ヶ所9会場で全13公演開催。そのツアーファイナル公演を、5月3日(火・祝)に新宿ReNYで行った。
この日は「アイドロック」を掲げるCANDY GO!GO!らしく、バックバンドを従えた生演奏スタイルで実施。大切な場面では、ユニットらしさを一番発揮出来るワスタイルでライブを届けるのもCANDY GO!GO!らしさ。

 腹にズンッと響く迫力ある演奏が炸裂!!。軽快なロックンロールビートに乗せ、CANDY GO!GO!が姿を現した!!。「CANDY!イクぞー!!」、冒頭を飾ったのがギラギラとした輝き放つ感情昂揚歌『シンデレラコール』。7人は最初から臨戦態勢だ。背中を押す音の迫力がメンバーの気持ちにも熱い高ぶりを与えていたのか、何時も以上に歌声が挑発的。「夢を信じてる!!」、今宵のCANDY GO!GO!の気合いと気迫はハンパない!!
ザクザクとしたギターサウンドが炸裂。雄々しき野獣と化したメンバーらは観客たちをクールに挑発してゆく。『絶対加速少女C』が、CANDYST(ファン)たちの感情をどんどん熱く加速させていた。場内に産まれたモッシュの風景。今宵のなぎさりんの歌声の伸びも、いい感じだ。さすが、世界を舞台に勝負している女はひと味違う!!
「もっと声聞かせろよ!!」。なぎさりんの煽りを合図に、爆裂した演奏がブースト!!。思いきり跳ねながら、時には客席へ挑みかかる姿勢で、7人は『おとなの事情』を歌いかけた。このツアーを通し、彼女たちの声にも太さや凛々しさが増したようだ。背景の音に負けるどころが、彼女たちの一体化し挑発してゆく歌声が演奏に勢いをつけていた。「泣かないよ、明けない夜はないから」。いろんな大人の事情に振り回され、大人の事情を乗り越え進み続けているCANDY GO!GO!に、その歌詞はとても似合うエンブレムだ!!

「まさにアイドロックを象徴したライブを魅せていくので、よろしく!!」(なぎさりん)

青空へ駆け上がっていくような気分。『大切なお知らせ』が、気持ちをどんどん晴れな景色へと導いてゆく。客席のCANDYSTたちも熱い手拍子を届けながら、笑顔で心を開放し続けていた。
一転、荒ぶるロックビートが熱くドライブし始めた。激しく駆け続ける演奏の上で、思いきり挑発するように歌い上げる7人。『overdrive』が感情のスロットルをガンガン上げてゆく。高ぶったエンジンの唸りはもう止まんない。止めようたって、勝気な彼女たちが素直に首を振るわけがない。振るのは拳のみ!!その気迫、痺れるね!!
ファンキーなビートを携え『JACK!』が飛び出した。クールに、凛々しく、7人は挑発し続けてゆく。客席ではCANDYSTたちが全力でモッシュし続けていた。互いに気迫と気迫をぶつけあう、この熱いバトルがたまらない!!
なぎさりんのきらびやかな歌声からの幕開け。メンバーたちも華麗に歌声を重ねてゆく。『そしてまた逢えると云うよ』の演奏が始まったとたん、華やかな空気へ躍動した熱気がどんどん重なりだした。とても広がりを感じさせるライブだ。CANDYSTたちも、華やかな彼女たちの合唱へ絶叫を重ねてゆく。なんて美しくも胸はしゃがせる風景なんだろう。間奏では客席に巨大なサークルが産まれ、みんなでトレインし続けていた。なんて会場中が想いを一つにした絶景なんだろう、魂が武者震いしてゆく、嬉しいくらいに震えが止まらない!!

「安心してください、誰も卒業しません」の言葉に続き、ここで最新情報を告知。その後、舞台はふたたびライブモードへ。
ライブの終盤を彩ったのが、新曲の『そこに二度寝しよう』。キラキラとした輝きとヘヴィグルーヴな音が交錯しながら、どんどん開放的な風景を描き出してゆく。サビへ触れた頃には、一緒に拳振り上げながらアガってゆく気分を味わえていた。荒々しさを抱きながらも、心地好い絶頂を味わえる歌なのが嬉しいじゃない。
激しさの中へ晴れな空気を重ねながら歌が響き出した。『神様のイジ悪』の登場だ。想いをしっかり吐きだしなから、「この声が枯れるまで歌い続ける」と歌声に魂を込め、7人は高ぶる気持ちを、握った拳と一緒に客席へ熱く熱く届けていた。
最後を飾ったのが、今回のツアータイトルにも掲げた『ナーバスヴィーナス』だ。これまでの熱狂を満面の笑顔で包むように、熱した気持ちを思いきり開放しながら7人は歌いあげていた。その歌に、そのステージングに触れていると、どんどん心に光が射し込んでゆく。むしろ、爽やかな青春の息吹を取り込むような気分だ。改めて彼女たち、気迫と拳と笑顔、そして、ちょっぴりのいじ悪が武器なんだなと実感させられた。

止まない手拍子。その演奏と声援に呼ばれる形で、ふたたびCANDY GO!GO!が舞台上へ姿を現した。
先に佐伯かなが舞台へ。彼女がアカペラで歌い出したのが『ファンファーレ』。「さぁ鳴らせファンファーレ」の声を合図に6人が舞台へ駆けだした。心地好く走り出した演奏に乗せ、佐伯かなをリードに「立ち上がれ!」「立ち向かえ!!」とみずからへ言い聞かせるように、この会場へ集った仲間たちと一緒にこれからも未来を共に描こうと約束するよう、7人は『ファンファーレ』を歌いあげていった。

この日のライブでCANDY GO!GO!から届いた嬉しいニュース。それが、8月にメジャー第2弾シングルの発売。さらに、年末には待望のフルアルバムのリリースの発表だ。
5月24日(火)に赤坂BLITZを舞台に定期的に行っている主催公演『NEXT-ONE!! inBLITZ』上のステージでは、新曲の披露も予定している。さらに、6月27日(日)には、渋谷WOMBを舞台に結成6周年を記念した「CANDY GO!GO! ~6th Anniversary Live~」も開催。

この日のライブも、今回のツアー自体も、夢へ駆け上がっていく途中の景色。『ファンファーレ』で歌った「立ち向かえ燃え尽きるまで」の言葉じゃないが、今のCANDY GO!GO!に燃え尽きるなんて言葉はまだまだ先の話なのは間違いない!!

TEXT:長澤智典
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―セットリスト―
『シンデレラコール』
『絶対加速少女C』
『おとなの事情』
~MC
『大切なお知らせ』
『overdrive』
『JACK!』
『そしてまた逢えると云うよ』
~ショートMC
『そこに二度寝しよう』(新曲)
『神様のイジ悪』
『ナーバスヴィーナス』(ツアータイトル曲)
-ENCORE-
『ファンファーレ』

CANDY GO!GO! Web
http://one2one-agency.com/
http://www.teichiku.co.jp/artist/candy-gogo/
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