握手した瞬間、感動のあまり泣きだす人が続出!? ViCTiM、1stシングル『ゼロサム・ゲーム/ノン・ゼロサム・ゲーム』のリリースイベントで繰り広げられた、熱狂と興奮と笑顔と涙と2人のハートの輪で彩った光景!!


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非現実と現実の境界線を思わせるビジュアルコンセプトに据えたダークで刺激的な容貌と、エッジの効いた激しい生音サウンドをベースに据えたスタイル/美しく壮麗な音楽性の二面性をサウンドで提示。男女という性別を超えた抑揚豊かな歌声で楽曲へ彩りを与えてゆく、VALSHEとminatoによるユニットのViCTiM。
2月24日(水)に発売したDouble A Side Single『ゼロサム・ゲーム/ノン・ゼロサム・ゲーム』は、ViCTiMの持つ表現の両軸を明瞭に描き出した楽曲として早くも多くの支持を得ている。加えて、先に公開になったMVを通して与えた衝撃。「白を基調とした空間の中、平和で穏やかな日々へ愉悦を抱きゲームへ興じる二人(『ノン・ゼロサム・ゲーム』)、そこに現れた敵と憶わしき3人組。2人は漆黒のカジノを舞台に、勝者と敗者を分けるゲームへ挑んでゆく(『ゼロサム・ゲーム』)」。その対を成した構成を持った映像も、スペクタクルなショートムービーとして話題を集め、再生回数を伸ばしている。

ViCTiMは26日から28日にかけ東名阪を舞台に、シングル『ゼロサム・ゲーム/ノン・ゼロサム・ゲーム』の購入者を対象としたリリースイベントを行った。ここでは、2月28日(日)にお台場ヴィーナスフォート「2F 教会広場」で2回に渡り行われたイベントの模様をお伝えしよう。
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 会場は大勢の女性たちの姿で埋めつくされていた。VALSHEのソロ活動時から支え、そして彼女の生き方に共感や共鳴した人たち。中にはチビッコの姿も。また、これまでVALSHEのサウンドプロデューサーとして一心同体で歩んできたminatoが一人のアーティストとしてVALSHEと共に並び立つ事で完成されるViCTiMが、世代や性別を越え支持されていることを実感。

 教会の扉が左右に開き、中からVALSHEとminatoの2人が姿を現した。嬉しさから沸き上がった大きな嬌声。イベントは、2人が大勢の観客たちをジッと見つめ、麗しくも壮大な景色広がる『ノン・ゼロサム・ゲーム』を凛々しく歌いながらスタート。minatoが歌っているときもマイクを外しつつズッと歌を口づさんでいたVALSHEの姿も、印象深く瞼に焼きついた。ときには互いを見つめながら、終盤では、伸ばした手の先を軽く結び、訪れた人たちへ心溺れる華麗な熱狂をプレゼントしてくれた。

「出てくる直前から泣きそう」(minato)。「お兄ちゃんが泣くと、自分も引っ張られて泣きそうになるから我慢したんだけど。ここに立って声援を聞いたら、ウッと泣きそうになって」(VALSHE)。と、こぼす場面も。
 「VALSHE時代からも、対を成すコンセプトを作ってきましたけど。それを表現するスタイルや楽曲、ビジュアル、映像などを含め、色濃く形にしたのが「ゼロサム・ゲーム/ノン・ゼロサム・ゲーム」です。今日も、ViCTiMで贈る楽曲の持つ異なる表情や世界観を楽しんでください」(VALSHE)
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 ここは、甘い毒匂い立つファンタジックな空間。2曲目に披露したのが、ダークロマンなムードを携えたパーティホラーチューンの『ポイズン・アップル・ジュース』。軽快にステップ踏むどころか、思いきりコミカルに踊りながらVALSHEが歌えば、minatoは低音効いた歌声響かせ観客たちにせまってゆく。VALSHEの踊る姿に、場内からは「可愛い!」の声も。
 2人は物語のキャラクターに扮するように、ときに妖しくも胸弾ませる物語を演じるように歌う。間奏では、実際にアクトを混ぜ、場内に幻想浪漫な空間を作りあげていた。毒林檎ジュースを飲んだら、こんな痛心地好いトリップが出来るのだろうか?!。少なくともViCTiMの物語を味わったら、嬉しくのたうちまわれるはずだ。

歌い終わったとたんに起きた、熱狂的な歓声。「ヒートアップしてきたところで終わってしまうのがリリースイベント。でも、この限られた時間でどれだけお客さんたちとの距離を近づけ盛り上がっていけるかが、リリースイベントの醍醐味。楽しんでいますか?!」(VALSHE)。場内からは、minatoに向け「お兄ちゃん」という声も飛んでいた。

「大阪のキャンペーンからの帰り、新幹線のホームの中、大阪限定のポテトチップスを発見。マネージャーが「これ美味しいんですよねぇ」と買った袋を、別のスタッフさんが「ホントに美味しいの?」と食べたら美味しかったみたいで(笑)。それをみんなに勧めて食べてたら最後は空っぽになってた」(VALSHE)。「あー、ないーっ!!ってマネージャーが叫んでたからね」(minato)と語ったポテトチップス事件。2人とも会場となったヴィーナスフォートは初体験、「普通にいろんなお店をまわりたい」(minato)、「事前にお店をチェックしておいたから、普通にお客さんとして来てみたい。」(VALSHE)。など、凛々しいステージングとは異なる砕けた会話を通し、優しい素顔も見せていた。その二面性も、ViCTiMに強く惹かれる魅力なのは間違いない。

 「温度上げていきましょう」(minato) の声を受け、最後に披露したのが、激しいデジロックサウンドをブースト。勇壮な姿のもと、舞台上で互いに戦う様を描きながら雄々しく歌いあげた『ゼロサム・ゲーム』。訪れた人たちも、拳を振り上げ熱い声を舞台上へ返していく。激しく掛け合いをしてゆく2人の歌声の、なんと迫力に満ちたことか。終始舞台上を動きまわり、身体を折り畳み、挑むように歌う2人。ゼロかイチかの勝負へ立ち向かうような、非常に魂を熱くさせたステージングだった。

 「VALSHEのソロ活動でも、minatoは何時も側にいた存在。同じ距離感で支えあっている関係が、今までない感覚で嬉しいし楽しい」(VALSHE)。「2人でやると、いろんな感じ方も違ってきて楽しい。とくにファンのみんなを前にして直接届く声は嬉しくて心にグサッときます」(minato)と、この日のイベントを通して感じた想いも2人は最後に語ってくれた。

 ここで、参加したみんなとの記念写真を撮影。続いて、「握手会」と「チェキ撮影会」へとイベントは進行。

 「握手会」には、親子連れの姿も多ければ、2人を目の前にし会話を交わしたとたん、感激のあまりみるみる瞼に涙を浮かべる人たちが本当に多かった。ViCTiMとファンたちの間には、性別や年齢など何も関係ない。誰もが「お兄ちゃん」と「お姉ちゃん」へ存分に甘えるように、短い時間の中、必死に想いを届けようと言葉を交わしていた。
握手が終わった後に聞こえた「優しい」の声など、訪れた人たちの誰もが、VALSHEとminatoから明日へ向う愛と勇気をもらっていた姿も印象深かった。たくさんの人たちが、ViCTiMに触れて涙を浮かべるほどの興奮と感動を覚えていたのも納得だ。
余談だが、感動や興奮のあまり自分の荷物をおいたまま舞台から降りてく人たちの、なんと多かったことか。それだけ2人と握手交わした瞬間に感極まり、理性が吹き飛んでいたということだ。
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「チェキ撮影会」では、ファンが臨んだポーズを2人が察知し応じてゆく場面も。2人がファンを両サイドから囲み真ん中でハートマークを作るなど、ViCTiMの愛に包まれたポーズを中心に、クールなポージングから一変した可愛らしい仕草まで、イベントでしか見ることのできないViCTiMとのスペシャルな触れ合いを存分に楽しんでいた。
                                         ViCTiMの2人も、応援してくれる仲間たちと直接触れ合う時間を噛み締めるように、一瞬一瞬をとても大切にしていた。minatoは、ファンたちの涙から何度もらい泣きしそうになっていたことか。斜め45度以上に深くお辞儀をしながら相手と同じ目線で話すVALSHEの暖かな心遣いも、ファンたちには嬉しい感動だったに違いない。
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                        PHOTO:青木早霞(PROGRESS-M)
                        TEXT:長澤智典

Double A side Single「ゼロサム・ゲーム/ノン・ゼロサム・ゲーム」
発売日:2016年2月24日(水)

●初回限定盤 (CD+DVD)
価格:¥2,000(税込) 
品番:JBCZ-6041

<特典DVD>
・「ゼロサム・ゲーム/ノン・ゼロサム・ゲーム」MUSIC VIDEO 
・CD制作密着メイキング「ゼロサム・ゲーム / ノン・ゼロサム・ゲーム」
※バンドリハーサル、レコーディング、JK写撮影、MV撮影などに密着したメイキング映像
<封入特典>
〔CARD〕JOKER -VALSHE–

●Musing盤 (CD+ブックレット)※三方背スリーブ仕様
価格:¥3,000(税込)
品番:JBCF-1006
<封入特典>
〔CARD〕JOKER -minato-
※音楽ポータルサイト「Musing」のみでのお取り扱いとなります。

●通常盤 (CD)
価格:¥1,200(税込)
品番:JBCZ-4022
<封入特典>
〔CARD〕JOKER -ViCTiM-

■ViCTiM OFFICIAL SITE
http://victim-web.com/

■Twitter
https://twitter.com/valshe9
https://twitter.com/minato_k


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