七日間に渡りガールズアーティストたちが100人以上集結したイベント「tkmk爆女祭」。一週間ぶっ続けての初日がスタート!!


七日間に渡りガールズアーティストたちが100人以上集結したイベント「tkmk爆女祭」。一週間ぶっ続けての初日がスタート!!
「Caramelが同じ曲を連続6回演奏など、初日から常識をぶち壊した展開も登場!!
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“GIRLS ROCK BAND”Caramel主催及び連日出演のもと、5月に渋谷CLUB CRAWLを舞台に一週間連続で行われたイベント「tkmk爆女祭 vol.0~渋谷編~」。連日、ガールズバンド/アーティストが登場し熱狂を描き続けてくれた。その第二弾として、11月23日より29日までの一週間、ふたたび渋谷CLUB CRAWLを舞台に「tkmk爆女祭 vol.1~渋谷編~」を開催。今回は、CaramelとCREAの共同主催として実施。この2バンドは一週間毎日ライブに登場。その日の模様を一週間連日レポート!!
初日となった11月23日(月)には、凸凹凸凹-ルリロリ-/ЯeaL/逢瀬アキラ/CREA/Caramel/BAND-MAID®が出演。この日はSOLD OUTを記録。熱狂描いたイベントの模様をお伝えしよう。

                凸凹凸凹-ルリロリ-
ルリロリ
冒頭から「Hey!Hey!」熱を持った声が飛び交いだした。初日の、しかも「tkmk爆女祭」自体のトップを飾ったのがキュートでコケテッシュ、その演奏に気持ちを揺さぶるエナジーを充満した凸凹凸凹-ルリロリ-だ。1曲目を飾った『Sunny Ride』から、場内に華やかで熱を持った歌の花を咲かせてゆく。彼女たち、早くも暴れる導火線に着火してくれたんじゃない?!
拳振り上げ♪Everybody GO!!!♪の掛け声飛び交った『Everybody Go!!!』。着飾り捨てたストレートアヘッドなロックンロールナンバーだ。歌や演奏に華やかさを憶えるのも凸凹凸凹-ルリロリ-の放つオーラのせい?!。
哀愁味漂う歌謡メロが胸をキュッと疼かせた。『切なくてほのかに甘い運命』に蕩けそうな気分。いなたい歌謡ムード抱いた歌をフレッシュな彼女たちが歌うことで生まれる、懐かしくも新しい香り。好きが止まらない気分?!。そこに、ぐっと惹かれたのも確かだ。
 荒ぶる演奏をブースト。続く『恋のスパイダー』は凸凹凸凹-ルリロリ-流GS歌謡ロックナンバー。ヒートアップした場内へ最後にぶち噛ましたのが、『クロブチメガネとベビードール』。歪みを上げたギターの音が、身体へグサグサ突き刺さってくる。凛々しく挑発的な姿勢で挑みかかる演奏へ、大勢の観客たちがタオル振りまわし絶叫を返していた。気迫と気迫のバトル?!。ガーリーな音楽で、ここまで熱狂の拳を交じわえたのが嬉しいじゃない!!

                   ЯeaL
REAL
 学生服姿で登場したのは、大阪からやってきたリアル女子高バンドのЯeaL。ジャンピン&グルーヴィな『Jumping more』を奏で、彼女たちは冒頭から観客たちを上へ上へと跳ねさせた。無理に挑発しているわけではない。なのに、歌や演奏がとても挑戦的に胸へ飛び込んでくる。否が応でも胸が熱く掻き立てられる?!。これって、ロックに初めて衝動を感じたときと同じ気持ちじゃない?!
空へと駆け上がってゆくような演奏が爆発。そのエナジーは、どんどん熱をまとっていく。『Shooting Star』、とても挑発的な歌だ。なんて気持ちが嬉しく武者震い立つ演奏なんだろう。無心で拳振り上げ絶叫してゆく気分も納得だ!!
ЯeaLが届けたのは、感情導くがままに想い吐き出したい高揚。『反対言葉』の演奏に合わせ身体を大きく揺らしながら、それ以上に、彼女たちの切ない恋心記した痛いリアルな心情に気持ちが揺さぶられていた。
ウキウキするくらい気持ちの高ぶりが収まらない。叫ばずに入れない衝動を導き出したのが『花火散るこの川で、』。彼女たちの青春模様を赤裸々に記した歌だから?!。揺れ動く感情のままに歌い奏でる姿へ何時しか共感憶え、素直に拳と熱い絶叫のエールを4人にぶつけていた。生々しい感情がダイレクトに伝わるЯeaLのステージ。胸熱したこの気分、もっともっと味わいたい。

                  逢瀬アキラ
逢瀬アキラ
 場内中にきらめき出した真っ赤なサイリウムの光・光・光。その赤い輝きに導かれるよう舞台上へ姿を現したのが、真っ赤な衣装を身にまとい、赤ザクのフィギュアを手にした王冠姿の逢瀬アキラ。女王様が僕(しもべ)たちを挑発するよう、雄々しく凛々しく『GALE』を歌う。その姿へ、熱狂でかしづきたくなる気持ちも納得だ。
ラウドでダークな『呪い』が飛び出した。ナイフを手にした逢瀬アキラは、ときにはそのナイフの刃先をみずからの身体へ突き付けながら、僕たちを祭壇の儀式で捌く(裁く)ように朗々と歌いかけてきた。その姿は、まさにサイコな雌モンスター。逢瀬アキラのライブはドラマだ。1曲1曲に暗黒を忍ばせた感情の内側をえぐりだした生々しい物語だ。
猛々しい音が炸裂。真っ赤な羽根扇子を振りかざし、『Android Breaking Hart』を背に僕たちを挑発しながら熱狂の宴へ導いてゆく。その熱は、どんどん高みへと昇りだした!!
一転、哀切な想いをゆったり波紋を広げるよう場内へ染み渡らせた。幻想的な歌と演奏にまどろんだ『秘密』。
ふたたびライブは熱狂へ。鞭を翳し、僕たちを叩きながら調教してゆく逢瀬アキラ。『Mimic』に挑発され、熱狂に溺れる観客たち。客席には、上半身姿でリフトされた若者の姿も。そんなにも痛い教えを受けたいってことか?!
最後は、みずからアコギも手に『ORANGE』を演奏。届かないとわかっていながら、大切な人に想いを届けるように言葉のひと言ひと言を噛みしめ歌う。その様に、痛いほど心揺れずにいれなかった。

                   CREA
CREA
 「tkmk爆女祭」の主役の一翼でもあるCREAが登場。この日は初日という理由もあるのか、”らしい”曲たちを並べてきた。
重く激しい楽曲だ。その演奏は、重さを携えながらも確かな躍動を描いてゆく。触れた人の気持ちを嬉しく、熱く高ぶらせたのが『REASON』。「叫べ!!」「強く!!」のエールのやり取りに、はしゃがずにはいれない!!。この歌を聞いてると、一週間後も笑って熱狂を交わしあってそう。そんな約束をした気分だ。
「今日から最強の七日間を作ろう 暴れていこう」。その言葉を合図に轟き出した『GO+ON』。会場中の人たちが頭を振り乱してゆく。懐深い演奏を通し、暴れる観客たちをがっつり受け止めてゆく4人。その姿が頼もしいじゃない。熱く熱く観客たちを挑発してゆく舞台上のメンバーたち、『ReBORN』が凛々しく雄々しくせまってきた。
ヒステリカルな同期音も背負いながら荒々しく走り出したのが、『レボリューション(仮)』。中盤ではヘドバンのエールも登場。「革命を起こせ!!」。その言葉には、彼女たちが「tkmk爆女祭」を通して描き出そうとしている未来図に対しての想いも感じれた。
駆け出した演奏は、光をまといながらどんどん高みを目指し出した。魂を開放するよう雄々しき輝きを抱きながら、CREAは『Liar Angel』をぶつけてきた。最後は、彼女たちの強い意志を示した開放的なハードロックロールナンバー『GO MY WAY!』だ。会場中の人たちが、突き上げる拳と雄叫びのエールをぶつけながら、一緒に熱狂の高みを目指し続けていった。

                  Caramel
Caramel
 「tkmk爆女祭」の主役の一翼となるCaramelの登場だ。今宵の彼女たち、冒頭からカバー曲『YAH! YAH! YAH!』を演奏という嬉しい意外性な姿を披露。しかも、いきなりアカペラからのスタート。自然と会場中に突き上がった無数の拳拳拳。そして「YAH!YAH!YAH!」の合唱。そこから一転、ファンキーかつパワフルに弾けた『新曲』の踊りロックナンバーが炸裂。気持ちを騒がせずにいれない楽曲に合わせ、会場中の人たちが「わっしょい!!わっしょい!!」叫びながら、Caramelが描き出した祭の中へ熱狂抱き飛び込んでいった。
何時しか場内には、Caramelの演奏に合わせ踊り騒ぐ人たちの渦が。そして、ここからが驚きの展開だった。Caramelは『新曲』をなんと6回連続で演奏。もっと凄いのが、同じ楽曲をひたすらリピート演奏してゆくにも関わらず、テンション落とすどころか、終始全力で「わっしょい!わっしょい!!」祭上がってゆく観客たちの異常に高いテンションだ。途中からはダイブする人たちも現れれば、ユウミ(G)やモモ(Dr)までヴォーカルを取れば、ユウミが客席へダイブしたりと、完全に「祭なんだから何でもあり」状態へ!!
この日は『新曲』を6回連続と計7曲を演奏。これから一週間続くイベヘトへ向けてのCaramelらしい宣戦布告と言えようか。つねに予測を斜め上から裏取り続けるCaramelらしい姿じゃないか!!。正直俺は飽きたが、祭上がっていた観客たち、本音ではどう思っていたのか気になるところだ。
 最後に、2月26日に下北沢GARDENでワンマンライブが行われることも発表。このイベントに嬉しい弾みをつけてくれた!!

                  BAND-MAID®
BAND-MAID
「お給仕始めます!!」。BAND-MAID®のお給仕(ライブ)は、ド頭から全身をガンガン揺さぶる『Don’t let me down』からスタート。ヘヴィでワイルドなロックサウンド轟く中、挑発的な姿勢で観客たちへ挑みかかるメンバーたち。もちろん客たちも、雄叫び上げながら場内へサークルモッシュを作り、暴れまみれていた。
ヘヴィなリフが腹の奥までガンガン響いてゆく。ラウド?グルーヴな『Thrill』の演奏に身を預け、野生に還ってゆく観客たち。そう、理性なんて服はとっとと脱ぎ捨て、気持ちの導くまま、ただただ暴れりゃいいんだよ!!
「お帰りなさいませ、ご主人様お嬢様。ようこそBAND-MAID®のお給仕へ」と、お馴染みの挨拶に続いて突き付けたのが、ヘヴィにうねるミッドグルーヴな演奏。気持ちの内側から高揚憶えた『Arcadia Girl』だ。演奏が進むごと、高ぶり荒ぶる感情が増してゆく。BAND-MAID®の特色であるツインヴォーカルの妙味をこの曲でいろいろ味わえたのも、嬉しいポイントだ。そのまま演奏は、『Shake that』へ。身体をシェイクしてゆく楽曲に興奮抑えきれないファンたちが次々とダイブ、さらに客席ではモッシュのバトル。感情ブチ切れ暴れゆく姿飛び出すその様こそ、BAND-MAID®のライブだよ。
MCでは、告知を間違えたMUKIにSAIKIが説教してゆくお馴染み?!の姿も。さらにCaramelのユウミも舞台上へ登場。『REAL EXISTENCE』の演奏に合わせユウミがダイブ。徹底して挑発的な姿勢で場内に熱狂を作り続けてゆくメンバーたち。ユウミも何度客席へダイブした(SAIKIにさせられた?!)ことか。終盤には、Caramelの3人とも舞台上へ乱入し、ダイブしてと大騒ぎ。まさに乱痴気騒ぎな熱狂を描きながら、BAND-MAID®のお給仕は幕を閉じていった。

                2日目へ向けて…。

 ついにスタートした「tkmk爆女祭」。2日女(目)となる11月24日(火)のライブには、Brats/ヒラガナ路線/CREA/Caramelまなみのりさが出演。ぜひ足を運び、一緒に熱狂にまみれていただきたい。

                             TEXT:長澤智典

「tkmk爆女祭」Web
http://www.bakuonsai.com/
凸凹凸凹-ルリロリ-
http://rurirori.com/
ЯeaL
http://www.realgirlsband.com/
逢瀬アキラ
http://akiraouse.com/
CREA
http://crea-music.com/pc/
Caramel
https://twitter.com/caramel_149cm
BAND-MAID®
http://bandmaid.tokyo/

凸凹凸凹-ルリロリ-
『Sunny Ride』
『Everybody Go!!!』
『切なくてほのかに甘い運命』
『恋のスパイダー』
『クロブチメガネとベビードール』

ЯeaL
『Jumping more』
『Shooting Star』
『反対言葉』
『花火散るこの川で』

逢瀬アキラ
『GALE』
『呪い』
『Android Breaking Hart』
『秘密』
『Mimic』
『ORTANGE』

CREA
『REASON』
『GO+ON』
『ReBORN』
『レボリューション』(仮)
『Liar Angel』
『GO MY WAY!』

Caramel
『YAH! YAH! YAH!』
『新曲』×7回

BAND-MAID®
『Don’t let me down』
『Thrill』
『Arcadia Girl』
『Shake that』
『REAL EXISTENCE』


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