「可愛いのに、ヤバいなこいつら」というのがモエギノジノム!!



今年5月より活動を始めたばかりのモエギノジノム。「アイドル界の新人類〜モエギ(萌葱:草木の芽吹く色)+ジノム(genome:ドイツ語でゲノム、遺伝子のこと)=モエギノジノム」をコンセプトに活動中。メンバーは、高森ゆな/天音いのり/立石ほのか/小松世奈/亜乃のあ/八坂すももの6人。

グループのコンセプトについて、2人は、「萌葱は植物の色で、ジノムはドイツ語でゲノム、つまり遺伝子のこと。もともとモエギノジノムは、マボロシ可憐GeNEさんの遺伝子を継続するユニットとして誕生したように、そこがジノムという名前にも反映されています」(立石ほのか)。「実際にマボロシ可憐GeNEさんの楽曲も披露しています。その遺伝子を受け継ぎながら、モエギノジノムとしての色も出しています。でも、マボロシ可憐GeNEさんの曲を歌っても「ぜんぜん違う」ってよく言われます。それがモエギノジノムの色なんだと思います」(亜乃のあ)。「元気いっぱいでわちゃわちゃしているのがモエギノジノム」(立石ほのか)と語ってくれた。
ステージ上でオラオラと笑顔で立ち向かう6人の姿には、みんなを巻き込んでやる強い意思が現れている。彼女たちは、こんなことも語ってくれた。
「今は、対バンイベントで他のアイドルファンの方々に「次は、モエギノジノムだからライブを観ようぜ」と思われるライブを毎回しながら、モエギノジノムのライブのときは、会場をいっぱいにしたいなと思っています。それくらい、モエギノジノムのライブが本気で楽しいとたくさんの人たちに思って欲しい。それを続けていけたら、自然とおっきなライブになっていくのかなと思ってて」(亜乃のあ)。「楽しいところにこそ人が集まるからね。正直、今は自分たちでも先のことは未知な状態。だからこそ、今を楽しんで出来ているのかなと思う。日本武道館でやりたいとか、ワンマンをやりたいと思いますが、そんなことよりも、今を全力で楽しみたい」(立石ほのか)。「今を全力で生きてたいからね」(亜乃のあ)
なんとも頼もしい言葉じゃないか。そんな彼女たちのライブの魅力を伝えるべく、11月6日(火)に新宿ReNYを舞台に行われた愛夢GLTOKYO主催イベントへ出演したときの、モエギノジノムのライブの模様を以下へ記そうか。

モエギノジノム、ライブレポート!!

「盛り上がっていきましょう!!」、SEの時点で観客たちのハートに火を注ぎ始めた彼女たち。モエギノジノムのライブは、超絶明るく弾け飛ぶカラフルポップチューンの『超絶!片思い』からスタート。片思いの切ない気持ち?、そんなの関係ないというように、超絶前向きにエナジーをぶつけながら、彼女たちはパワフルなステージングを描きだした。舞台上で2STEPを踏みながら、観客たちを可愛く挑発。ステージ中を走りまわりながら、沸き上がる気持ちを歌に乗せ明るく投影。落ちサビでは、センチな乙女の気持ちを覗かせる一面も。そこも、モエギノジノムらしさ??。「片思いだって」と笑顔で力強く歌う姿を見ていると、一緒にもやもやとした気持ちを解き放ち、熱い感情を彼女たちへぶつけたくなる。
激しいダンスビートが炸裂すると同時に、6人は観客たちを煽りだす。刺激的なEDM SOUNDの上で、6人は挑発するように『乱舞ゼーション』を歌唱。乱れ舞い踊るように歌う彼女たち。凛々しい表情を軸に据えながら、そこへ少しのセクシーさも混ぜ、煽り続ける。その姿に刺激を受け、絶叫を上げる観客たち。凛々しく、力強く、可憐で挑戦的な姿はモエギノジノムの魅力?。楽曲の表情が変わるたびに多彩な魅力を描き出す。それもまたモエギノジノムに惹かれる要因だ。激しいダンスと煽り声で観客たちを挑発する姿からも、視線を放したくなかった。
 最後にモエギノジノムは、『最強純情DNA』をプレゼント。光を持って駆けだす楽曲へ飛び乗り、彼女たちは観客たちと一緒に「D.N.A」と叫びながら舞台上ではしゃぎだす。頭をからっぽに全力で騒ぎたい。フロアー中から飛び交うMIXにも、熱い気持ちがあふれていた。無邪気な笑顔で観客たちを挑発する様は、可愛い小悪魔たちの戯れのよう。彼女たちのDNAには、人を魅了する魔性の血が流れている??。何時しか場内には、「D.N.A」と声を上げる一体化した風景が誕生。可愛い衝撃、そこへ強く惹かれたよ。さすが、アイドル界の新人類だ。

最後に、2人からのメッセージをお届けしよう。

「とにかく、一度モエギノジノムのライブを観てください。沸き方とか気にすることないので、自分なりに楽しんで欲しいです、私たちも「楽しい」と思ってもらえるように全力でぶつかっていくので」(立石ほのか)
「アイドルさんの中には「自分はこういう顔じゃないと駄目」「ダンスが崩れたら可愛くなくなる」「激しすぎたら疲れちゃう」など、いろんな制約を課してゆく人たちもいますけど。モエギノジノムのメンバーには、全員そんなのはぜんぜん無くて。逆に、みんな「飛ぶ、走る、まわる、ジャンプする、お客さんにしゃべりかける」人たちばかり。そこは、他のアイドルさんとはぜんぜん違うところだし、それこそがモエギノジノムの良いところだなと思っていて。その全力を観て、沸いても沸かなくてもいいから、「こいつらヤバいな」と言ってもらいたい。「可愛い」よりも、「ヤバいなこいつら」と思われたい。「可愛いのにヤバいなこいつら」というのがモエギノジノムの良さだと思います」(亜乃のあ)

TEXT:長澤智典

モエギノジノム twitter
https://twitter.com/moeginogenome
高森ゆな
https://twitter.com/yuna_takamori
天音いのり
https://twitter.com/amaneinorin
立石ほのか
https://twitter.com/tateishehonoka
小松世奈
https://twitter.com/komatsu_sena
亜乃のあ
https://twitter.com/anonoa_onecolor
八坂すもも
https://twitter.com/Sumomo_twintail
─セットリスト─
『超絶片思い』
『乱舞ゼーション』
『DNA』


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