本編19曲、アンコール13曲、君と僕でつなぎ合った上月せれな熱狂の3時間ライブ!!


孤高な爆弾小娘/ライブモンスターこと、ソロアイドルとして活動中の上月せれな。彼女が12月30日に、自身最大のミッションにチャレンジ!!。
上月せれなは、新宿BLAZEを舞台に通算6回目となるワンマン公演『BLAZING MOON』を行った。みずから「上月せれな史上最大規模のワンマンライブ」と題したこの日の模様、本人に決行したインタビューを、以下にお届けします。

「最後までみんなと一緒に、どちらが体力が続くかの勝負だと思っております。負ける気はありません!」

 場内を埋めつくした観客たち。何より、フロアーから沸き上がる絶叫が、上月せれなの胸の内を熱く昂らせていた。歴史に刻まれること間違いないこの日のライブは、上月せれなのライブでもつねに熱い一体化を作りあげる『VISION.』から幕を開けた。「最後までみんなと一緒に、どちらが体力が続くかの勝負だと思っております。負ける気はありません!」の言葉通り、気持ちを嬉しく祭りあける演奏は、超ハイテンションガールな上月せれなに似合うユニフォーム。サビでは、観客たちが両隣の人たちと肩を組み「おーおー」と歌声や掛け声を上げ、この空間へ最高の想い出を作りあげようと全力ではしゃいでいた。一緒に史上最大規模の熱狂を作りあげてやる、互いに抱いたその意気込みは、最初から大きな熱狂の花を咲かせていた。
その気持ちを煽るように、上月せれなはみずからの代名詞でもある『ハイテンションガール』をぶつけてきた。これは、彼女の始まりを告げた歌。キラキラと弾けた楽曲へ飛び乗り、上月せれなは拳を振り上げ、舞台を右へ左へ走りながら、最初からテンション高いファンたちの気持ちのレベルを、さらにグーンと上げてゆく。この熱狂を肌に感じていたら、マジにアイドル界へレボリューションを起こせそうな気分になっていた。彼女に刺激を受け、全力で飛び跳ねる観客たち。このテンション、どこまで上がり続けてゆくか楽しみだ。それ以前に、体力は大丈夫か??
軽快に駆けだした『Shake the DiCE』が、気持ちを青春の輝きの中へ連れ出した。「みんなで一緒に笑っていこう」と呼びかける上月せれな。キュートな笑顔で共に未来を描こうと誘われ、誰もが熱い気持ちでその想いへ飛び乗っていた。終始、声を上げ、拳を振り騒ぎ続ける観客たち。その笑顔で誘われちゃ、声枯れる勢いで叫びたくなるのも当然だ。
弾けたポップでチープスリルなダンスビートに乗せ、ぐるぐる廻りながら上月せれなが届けたのが『ぐるぐるはじけーしょん!』。終始、はしゃぎモードでファンたちと一緒に大騒ぎ。ヤバいよ、テンションがぐるぐる上昇しっぱなしだよ。
OVA『天地無用!魎皇鬼』のテーマ曲『天地無用!』の登場だ。凛々しさの中へ可愛らしさを抱いた歌声へ、一瞬にして胸がキュッと疼いた気分。「強くなれるんだ」と凛々しさを持って力強く歌う姿に、上月せれなの明日へ進む強い意志を感じ取っていた。何より、手拍子や掛け声をぶつけ、ともに熱い血潮たぎらせる姿に。本気の感情をぶつけあい作りあげた一体化した熱量に、気持ちが熱く騒がずにいれなかった。
ロリポップでキュートな仕種と甘えたムードで上月せれなが歌いかけたのが、カバーナンバー『スクランブル』。「くるくるまわる」と可愛さたっぷりな歌声に触発され、フロアー中のファンたちが一斉にくるくると大きなサークルを描き出した。ヤバいよ、これ。何がヤバいって、歌に合わせくるくる駆け回る楽しさもだけど、上月せれなの甘えた歌声にマジに心がとろけそうだ。
ぶっ飛んだテンションのまま、騒ぎ続けたいナ。上月せれなと一緒にはしゃぎたいナ。そんな気持ちへ寄り添うように、彼女は軽快にスキップした『踊っチャイナ!』をプレゼント。「楽しまなきゃ意味ないじゃん」という歌詞通り、くるくる腕を振りまわし歌い踊る上月せれなの動きに合わせ、会場中の人たちが踊りはしゃいでいた。序盤からこんなにも気持ちがぶっ飛び続けているように、今日のライブ、上月せれなと一緒に忘れられない記憶を描けそうな予感がする。
君と僕を繋ぐ歌~僕らは繋がっている」と呼びかけられるたび、絶叫と、舞台へ向け伸ばした手を通し、僕らは固く心の握手を交わし合っていた。

 「言いたいことを聞かせてください」、みんなで言いたいことを叫ぶ」ナンバー『告白☆スリーカウント』が飛び出した。普段から言いたいことはたくさん心に抱えてるよ。でも、笑顔で歌う上月せれなに触発され大騒ぎしていたら、ネガティブな感情など一気にぶっ飛んじゃったよ。むしろ、彼女の「大好き」の告白に胸がバクバク膨らめば、テンションが上がりっぱなしだ。
弾けた雅な音色に乗せ、上月せれなは早口で『じゃぱにーずかるちゃー』を届けてくれた。ジャパニーズカルチャーの素晴らしさを大プッシュしてゆくこの歌、僕らにとっては、上月せれなこそがジャパニーズカルチャーを象徴する存在。その魅力を、彼女自身が何時か世界へ発信してゆくことを期待したい。何より、この熱狂をもっともっとたくさんの人たちに受け継ぎたい。
上月せれなとファンたちの関係を強く結び合う『君と僕を繋ぐ歌』の登場だ。ファンたちと一緒に未来へ進む意志や想いを、彼女は疾走する楽曲の上で力強く歌いかけてゆく。「君と僕を繋ぐ歌~僕らは繋がっている」と呼びかけられるたび、絶叫と、舞台へ向け伸ばした手を通し、僕らは固い心の握手を交わしていた。
キラキラと輝く歌が、胸を嬉しくはしゃがせる。「君が大好き」「俺もー」、『ダイスキスイッチ』の歌を通し眩しい言葉を受け止めるたび、興奮した想いを返さずにいれなかった。超ハイテンションで「大好き」と連呼されるたびに、場内中から飛び交う「俺もー」の声。ヤバイよ、沸き上がる熱した感情はもはや制御不可能だ。大好きスイッチがオンになったんだもの、一緒に感情をスパークさせなきゃ、ここにはいられない!!
飛び交う観客たちの野生の咆哮?。上月せれなが、ファンたちが、『ナイトジャングルウォー』に触発され、心を野獣に変えてゆく。凛々しく力強く歌をぶつける上月せれな、真っ直ぐな歌声へ、天高く突き上げた拳と野生の雄叫びをぶつけるファンたち。共に気持ちを一つに♪頂上を目指せ♪、この歌が、互いの意志を熱く一つに結んでゆく。
「もっともっとみんなで声を出して行きましょう」、飛び出したのが、TOKIOのカバー曲『Love You Only』だ。上月せれなが歌うことで、この歌は胸キュンでラブリーな青春ソングに大変貌。キュートな笑顔と歌声で「君が熱い恋をするなら 相手は僕しかいない」とファンを指さし歌うその姿は、まるで彼女に恋のアプローチを受けている気分。笑顔で熱い告白を受けちゃ、答えはもちろん決まってるじゃない。っていうか、もともと僕らはONLY YOUだから。
場内に渦巻いた熱気と興奮、もっともっと心のままに叫びなよと誘うように上月せれなは『DAYS of DASH』を届けてくれた。伸びのある力強いハイトーンな歌声も魅力的、何時だって彼女の歌は、弱い心や挫けそうな気持ちを励ましてゆく。上月せれなの歌声が、未来へ向けダッシュしてゆく元気をチャージしてくれる。
「手を叩け、声上げて、胸張って 叫べ」、スーパーハイテンションナンバー『interface』が流れたとたん、超絶ハイテンションで歌をぶつける上月せれなに触発され、観客たちが一緒に手を叩き、飛び跳ね、叫びだした。そう、この一体感がたまらない。ここにいることで僕らは勇者になれる。勇気が身体中から沸き上がり、上月せれなと一緒に無敵な気分で光をつかめる気分になれる。
「最強メロディー」シリーズ三連打に超絶大熱狂!!!

ここで、新曲を披露。ステップを踏みながら歌う上月せれな、『Higher and Higher』というタイトルに相応しく、冒頭からキラキラ弾ける曲に合わせ、会場中の人たちも振り上げた拳をバネに変え、パワー全開で大きく飛び跳ね続けていた。間奏では場内中へ無数のリフトが誕生。上月せれなに向かって伸びるたくさんの指先。これからのライブでもリフトや会場中を揺らしジャンプする光景が広がりそうだ。いや、その風景をこれから一緒に作り続けていきたい。

ここからはラストへ向かって「最強メロディー」を連続で披露。最初に飛び出した『最強メロディー2』の時点から、「オーッ!!」と熱い声が飛び交う場内。このまま限界まで、いや、限界さえも超える勢いで騒ぎたい。
続く『最強メロディー3』でも、観客たちは興奮した感情を絶叫に変え、熱く駆ける演奏に身を預け、飛び跳ねてゆく。その様へ、さらに最強の熱気を注ぎ込む上月せれな。どんどん上がり続ける熱狂。そして…。
「うりゃおい、うりゃおい、最強メロディー」、上月せれなの煽りから始まった新曲の『最強メロディー4』でも、軽やかに弾む歌に乗せ、彼女は観客たちを煽り、刺激し続けていった。間奏では、左右に走る上月せれなに合わせ、客席にウェーブが生まれる場面も。まさかまさかの「最強メロディー」シリーズ三連発を通し、上月せれなは最強の盛り上がりと興奮を作り上げていった。

連続13回、まさにエターナルなアンコール!!

アンコールは、リクエストが続く限り制限時間まで延々に続ける「エターナルアンコール」というスタイルで実施。
1回ごとに、歌い終えては舞台へ出てを繰り返す上月せれな。最初に披露したのが、和田光司のカバー曲『Butter-Fly』。軽快に軽やかに歌の翼を広げ、ふたたび上月せれなは観客たちを浮かれた蝶に変え、熱狂の中へ連れ出した。
『かまってだって!』を通し、場内にキラキラとした輝きを解き放てば、藤本美貴のカバー曲『ロマンティック浮かれモード』ではキュートな王道アイドルスタイルを上月せれなは見せてくれた。
会場中に数多く生まれたリフトの風景、彼女と一緒に高く高く飛び跳ねた新曲の『Higher and Higher』。身体を心地好くシェイクしたポップナンバー『Shake the DiCE』でも、上月せれなはファンたちと一緒に熱狂を描いていった。
堀江由衣のカバー曲『スクランブル』では、ふたたびフロアーへ大きなサークルモッシュを作れば、あんしんパパの歌った『はじめてのチュウ』では、楽曲をアップテンポにアレンジ。「君のことが大好き」と叫びながら、愛らしさをたっぷりと振りまいてゆく。
スーパーハイテンションで歌う姿が、とってもキュート。大きく手を振り、会場中に絶叫を巻き起こした『じゃぱにーずかるちゃー』。新曲の『最強メロディー4』でも、「うりゃ、おい」と熱い声飛び交う一体化した風景を彼女は作りあげていった。
supercellのカバー曲『君の知らない物語』では、抑揚と伸びのある上月せれなの歌声の魅力をたっぷり味わえば、力強くステップを踏みながら歌った『道標(みちしるべ)』でも、終わることのない夢に向かって突き進む姿勢を伝えてきた。道なき道を切り開こうと宣言した『VISION.』で、ファンたちと一緒に作り上げた祭り騒ぎの風景。
ここまででアンコールは連続12回目。そして、13回目へ突入するところでタイムアップのお知らせが。最期の最期に、上月せれなとファンたちを繋ぐアンセム『君と僕を繋ぐ歌』を歌い、ファンたちと繋がった確かな絆を確かめあいながら、ライブの幕は閉じていった。

最期に上月せれなは、「高校卒業後もアイドルとして頑張っていきます。簡単に辞めるつもりはないし、わたしはみんなをもっと上にステージに連れて行くから、みんなついてきてください」と宣言。何より、「何時か新宿BLAZEでワンマンって小っちゃいねと言われるくらい大きな存在になっていきたいと思ってます。もっともっと大きなステージに連れていくから」という言葉が、とても嬉しかった。ライブモンスター上月せれな、これからもしっかりついていくからね。


未だ興奮が冷めやらぬ2017年最強のライブ。本人の目には、どう映ったのだろう?ライブ終了後、本人にインタビューを決行。上月せれな自身が感じた『BLAZING MOON』を紐解いてみたい。

−−−今回の公演の感触はいかがでしたか?

最高に楽しかったです!!
自分が想像していたよりも多くの方が今回のワンマンに足を運んでくれて・・・ステージに出た瞬間にすごい感動して涙がこみ上げてきました。新曲も2曲披露したのですが、みんなが楽しそうに盛り上がってくれていたのが嬉しかったです!

−−−印象に残った場面はありましたか?

どの曲もすごい盛り上がりでずっと心に残っているんですが、
最新シングルの「interface」(テレビ東京系「開運!なんでも鑑定団」エンディングテーマにタイアップ)を歌ったときに、なんでも鑑定団にちなんで、『イチ、ジュウ、ヒャク、セン、マン、、、』というコールがあるのですが、あの「オープンザプライス!」のような電光掲示板をサイリウムで作ってくれたんです!あれが面白かったです(笑)

−−−今回の公演に意識して取り組んだ事があれば教えてください。

今回のワンマンライブは、自身最大規模の会場でのワンマンライブでした。プレッシャーもありましたが、とにかく全力で楽しもうと思っていました!やっぱり自分が全力で楽しんでいれば、それが会場全体に伝染すると思ったからです!結果的に、イベントスタッフさんも含め、みんながニコニコしながら盛り上がってくれて、会場がひとつになった気がします!

−−−今回のBLAZEでの公演を経験して、せれなさん自身の意識が変わった事はありますか?

意識といいますか、今回のワンマンライブを通して、ステージでパフォーマンスをすることがもっと好きになりました。ずっとライブをしていたいし、ついてきてくれるファンのみんなをもっと大きいステージに連れていってあげたいなと思いました。

−−−新しく年を迎えて、今後の目標を教えてください。

2017年は自分なりに走り抜けた年だったと思います。今年も走り続けるというスタンスに変わりはありません!!
2018年3月で高校を卒業します。高校を卒業した後は今よりもっとお仕事に専念できると思いますし、もっとアニメ(アニソン)のお仕事が増えるよう、変わらず自分なりに頑張ります!皆さんも変わらず応援をよろしくお願いします!

−−−ありがとうございました。

TEXT:長澤智典
インタビュー:アイドルを応援するPicture Magazine Chiap!-ちあっぷ-編集部
http://chiap.info

配信決定!
【ニコ生】上月せれな6thワンマン公演、『BLAZING MOON』新宿BLAZE公演放送決定!
http://live.nicovideo.jp/watch/lv309910932

追加公演決定!
2018年1月8日(月祝)
上月せれな新春ミニワンマン
『続きのエターナル』

【会場】秋葉原COSMIC LAB
【時間】19:40開場/20:00開演
【料金】入場無料!(1ドリンク代別)
【出演】上月せれな
【お問い合わせ】レッドノーズコーポレーション(03-5155-8550)

セットリスト
『VISION.』
『ハイテンションガール』
『Shake the DiCE』
『ぐるぐるはじけーしょん!』
『天地無用!』
『スクランブル』
『踊っチャイナ!』
『告白☆スリーカウント』
『じゃぱにーずかるちゃー』
『君と僕を繋ぐ歌』
『ダイスキスイッチ』
『ナイトジャングルウォー』
『Love You Only』
『DAYS of DASH』
『interface』
『Higher and Higher』(新曲)
『最強メロディー2』
『最強メロディー3』
『最強メロディー4』(新曲)
(エターナルアンコール)
『Butter-Fly』
『かまってだって!』
『ロマンティック浮かれモード』
『Higher and Higher』
『Shake the DiCE』
『スクランブル』
『はじめてのチュウ』
『じゃぱにーずかるちゃー』
『最強メロディー4』
『君の知らない物語』
『道標(みちしるべ)』
『VISION.』
『君と僕を繋ぐ歌』


あわせて読みたい記事

Pick Up