The Benjamin、トロけるように熱くポップなビートチューンを満載した3rdシングル『ベイクドチーズ』を完成。メンバーが、全曲をじっくりトロけるように熱く解説!!


TheBenjamin6A 7月13日(水)に3rdシングル『ベイクドチーズ』をTYPE-A/Bと2 STYLEで発売するThe Benjamin。今回は、夏のライブで盛り上がるに相応しいポップなサマーロックチューンを集めた作品として完成。どの楽曲も口づさみたくなるメロディアスな歌であり、60年代マージービートを彷彿させる身体が弾みだすビートロックナンバーとして完成している。その作品の魅力を示そうと、メンバーが楽曲解説をしてくれた。

トロけるようにアツなって。『ベイクドチーズ』は爽やかだけどライブで熱くなれるホットチューン
      
ウスイタクマ 『ベイクドチーズ』は、ライブで心地好い一体感を描くに相応しい爽やかなマージービートナンバー。間奏のギターでは灼熱の夏を描きながらも、軸にあるのは爽やかに弾けた表情のように、まさに夏にピッタリな楽曲です。
ミネムラアキノリ 『ベイクドチーズ』に関してはね、ライブに於いても”夏”らしさを反映させたかった。ただし暑苦しい夏ではなく、そこには爽快さも感じさせながら。となると、ツブクの持つ清涼感を持った歌声こそピッタリなんですよ。事実、清涼感ボーイな彼の歌声には涼しさや爽やかさがあふれていますからね。楽曲面ではシタール風の音など、民族音楽の要素も隠し味として組み込んでいます。
ツブクマサトシ 『ベイクドチーズ』では「トロけるように~トリコになって~トロけ過ぎたら」など、ひっかかりの強い言葉を連投しながら面白く可笑しく遊んでいます。全体を通し爽やかな曲ですが、間奏ではタクマが熱いギターソロを弾いてるところも、いい夏のアクセントになりました。実際ライブって、ベイクドチーズのように熱くとろけてこそですからね。

『ビルディング』は人生の悲哀をリアルに、さりげなく描いたミドルエイジな人生讃歌!!

ミネムラアキノリ 爽やかな『ベイクドチーズ』に対して、TYPE-A/B共通のC/W曲として収録した『ビルディング』は、人生の悲哀もさりげなく盛り込んだ楽曲。僕はツブクのような爽やかボーイじゃないんで(笑)。そこは、僕なりの視点で「苦悩が多いミドルエイジたちの人生の悲哀」を書いてみました。僕自身サラリーマン経験はないですが、たとえどんな職業だろうと、ある程度社会の中で人生を経験していれば感じることは同じだと思うんですよ。会社員もミュージシャンも、いろんなしがらみの中で生きていれば、歌詞に書いた♪シャレにならない事態に♪陥ることだっていろいろあると思いますからね。
曲調も、あえてキャッチーさからはかけ離れ、旬な洋楽のエッセンス(3人が共通して好きなクーラーシェイカーの要素)も自分らなりに昇華しながら出してみました。
ウスイタクマ 社会勉強と思い、社内恋愛をして洒落にならない事態へ陥る様や、いろんな枠に縛られてしまう姿など、まさに「あるある」なことを巧みに悲哀を持って皮肉ってゆく姿勢がいいよね。
ミネムラアキノリ 僕らが作りたい音楽は「日常に溶け込む歌」であること。昨今の奇麗事を並べる歌ではなく、ときにはシュールに捉えられようと、その歌にリアリティを持たせたい。そんな人生の悲哀を描いたうえで、それでも明るく楽しく生きようとメッセージしたかったんです。
ツブクマサトシ 『ビルディング』はライブで強い引きを得れる、ノリノリで騒ぐのとは違う盛り上がりを作りだす楽曲なんです。あえて言うなら、演奏の持つ(ダウナーな)グルーヴに呑み込まれてゆくような。この曲はぜひ、ライブで体感して欲しいですね。

秘めたエロチシズムが歌から滲みでた「11PM」的良質なポップソング『バニー』。

ミネムラアキノリ TYPE-Aの3曲目には、とてもポップでチャッチーな『バニー』を収録。歌詞から滲み出るエロチシズムさ含んだ表現はねぇ、僕の得意とするところ。聴く人にエロチシズムなセンスがあると、僕の中にある秘めたセクシーさが届くはず。大体、ラビットと言わずバニーと言ってる時点で「11PM」を彷彿させるちょっとアダルトな感じがしますからね。
ツブキマサトシ 『バニー』は爽やかさを持った、ポップで明るい表現がとても似合う歌。触れた人たちが自然と口づさみ、笑顔になれる楽曲なんですね。しかも、懐かしい感じもするんだけど、でも新しい感覚もある。そこが特色にもなっています。面白いのが、『ベイクドチーズ』が若い人の心情を、『ビルディング』はミドルエイジの心情と捉えるなら、『バニー』はどの世代にも当てはまれば、世代によっての解釈もいろいろ変わってゆく楽曲であることなんです。
ウスイタクマ 楽曲自体がただのポップスじゃないというか、歴を重ねてきた人だからこそ作れる良質な楽曲なんですよ。具体的に言うなら、楽曲のコードの使い方の細かいセンスが巧みでお洒落。複雑で難しいコード展開を繰り広げているのに、聞き手にはまったくそれを感じさせないどころか、良質なポップスとして響かせているのが嬉しいポイント。まさに「上質なポップス」に仕上がっています。
ミネムラアキノリ むしろ、そこがポイントなんですよ。スーッと耳に溶け込む良質なポップナンバーって、大体がテンションコードなとを用いた難解で複雑なコード進行なんです。それが、スーッと胸に歌が溶け込んでゆく要因を作っているんでしょうね。

チキン発言も飛び出した、タクマの本性が見えた『バンジージャンプ』。

ツブキマサトシ 『ベーゼ』を作ったときに、3人で歌をまわしたんですね。その感覚が面白かったし、それってThe Benjaminの特徴になると思ったことから、暑苦しい夏らしさも少し出しつつ、ライブに於いてのキラーチューンになって欲しくて書いたのが、TYPE-BのC/Wに収録した『バンジージャンプ』でした。
ウスイタクマ ミネさんと僕とのギトギトとした歌の掛け合いの後に流れるツブクさんの歌声が、とても爽やかに響いてくる楽曲ですからね。
ミネムラアキノリ 歌詞もツブクが書いたんだけど、僕がタクマのことを「チキン」呼ばわりするなど、言いたい放題言ってますからね。
ウスイタクマ これねぇ、事実だから仕方ないんですよ。過去に3人でバンジージャンプをしに行ったときも、俺だけ飛べなかった事件があって。むしろ、これを俺が歌わなきゃ誰が歌うんだって感じだから。この曲、Aメロでゴチャゴチャしつつも、サビでバーンと開ける感じが素晴らしいですよね。

と3人が語ってくれたように、それぞれの楽曲の魅力にどっぷり浸っていただきたい。The Benjaminは『ベイクドチーズ』を手に、7月に世代の近い仲間たちが集結したイベントツアー「BEGINNING BURNING SUMMER TOUR 2016」へ、8月もイベントツアー「CRUSH OF MODE-HYPER HOT SUMMER’16-」に参加し、全国各地を駆け巡ってゆく。さらに9-11月にはメンバーの誕生日当日を中心に据えた、初の全国ワンマンツアー「The Benjamin ONEMANSHOW TOUR 2016『Boys Tricolore Birthday』」も決定。メンバーの誕生日とも重ね合わせたように、各メンバーのルーツや個性も反映された内容を見せてくれそうだ。何より、The Benjaminの持つ「ポップな万華鏡」とも言うべきカラフルに弾けた世界観を思いきり味わえるように、ぜひ、じっくりとワンマンライブに身を浸していただきたい。

                        TEXT:長澤智典

The Benjamin Web
http://thebenjamin.jp/

『ベイクドチーズ』映像 

★CD情報★

『ベイクドチーズ』
The Benjamin

【初回限定盤TYPE-A】
品番 : BDBX-0035A
価格 : \1,500 (税抜)
CD収録曲:
1.ベイクドチーズ
2.ビルディング
3.バニー

【初回限定盤TYPE-B】
品番 : BDBX-0032B
価格 : \1,500 (税抜)
CD収録曲:
1.ベイクドチーズ
2.ビルディング
3.バンジージャンプ

発売 : 株式会社BadeggBox                                 
販売 : BM.3

★LIVE情報★

The Benjamin ONEMANSHOW TOUR2016『Boys Tricolore Birthday』
出演:The Benjamin

9月10日(土) 名古屋HOLIDAY NEXT
開場/開演:17:30/18:00
9月11日(日) 大阪梅田 Zeela
開場/開演:17:00/17:30
10月15日(土) 宇都宮HELLODOLLY
開場/開演:17:30/18:00
10月16日(日) 宇都宮HELLODOLLY
開場/開演:16:00/16:30
11月05日(土) SHIBUYA DESEO
開場/開演:18:00/18:30
11月06日(日) SHIBUYA DESEO
開場/開演:17:00/17:30

料金:adv.,¥3,500/door¥4,000 *1DRINK別途

□BadeggBoxオンラインショップ先行:
期間:2016年6月27日(月)00:00~7月10日(日)23:59
お一人様3枚まで
http://badeggbox.shop-pro.jp/?pid=101824597
□一般発売:7/16(土)~
・e+
入場順:チケット番号順 A→B
問い合わせ:各会場
詳しくは[スケジュール]にて!
http://thebenjamin.jp/schedule.php

●BEGINNING BURNING SUMMER TOUR 2016』
7月16日(土) SHIBUYA DESEO
出演:The Benjamin/ADAPTER。/怪人二十面奏/絶リン☆ハグキ/TЯicKY/ムシケラトプス
7月22日(金) 名古屋JAMMIN’
出演:The Benjamin/ADAPTER。/怪人二十面奏/絶リン☆ハグキ/星と三日月(from Dear Loving)
7月23日(土) 神戸マージービート
出演:The Benjamin/ADAPTER。/怪人二十面奏/ 絶リン☆ハグキ/ 星と三日月(from Dear Loving)
7月24日(日) 大阪2nd LINE
出演:The Benjamin/ADAPTER。/怪人二十面奏/絶リン☆ハグキ/星と三日月(from Dear Loving)

イベント詳細はこちら
http://thebenjamin.jp/schedule.php

●ライブ日程

2016.07.16 (Sat) SHIBUYA DESEO
2016.07.17 (Sun) ヴィレッジヴァンガード池袋サンシャインシティアルタ店
2016.07.17 (Sun) 池袋Brand X
2016.07.22 (Fri) 名古屋JAMMIN’
2016.07.23 (Sat) 神戸マージービート
2016.07.24 (Sun) 大阪2nd LINE
2016.07.24 (Sun) little HEARTS.大阪店
2016.07.30 (Sat) TSUTAYA O-EAST
2016.08.06 (Sat) 新潟GOLDEN PIGS RED
2016.08.07 (Sun) 仙台MACANA
2016.08.07 (Sun) little HEARTS.仙台店
2016.08.13 (Sat) 名古屋SPADE BOX
2016.08.13 (Sat) 名古屋fiveStars
2016.08.23 (Tue) 岡山IMAGE
2016.08.24 (Wed) 高松DIME
2016.08.25 (Thu) 松山サロンキティ
2016.08.27 (Sat) 広島CLUB QUATTRO
2016.08.27 (Sat) 広島マジカル・スクエア
2016.08.28 (Sun) 福岡DRUM Be-1
2016.08.28 (Sun) 福岡SKULLROSE
2016.09.03 (Sat) 札幌KRAPS HALL
2016.09.04 (Sun) 札幌KRAPS HALL
2016.09.04 (Sun) 札幌音楽処
2016.09.10 (Sat) 名古屋HOLIDAY NEXT ※ワンマン
2016.09.10 (Sat) ライカエジソン名古屋店※アウトストアイベント
2016.09.11 (Sun) 大阪梅田 Zeela ※ワンマン
2016.09.11 (Sun) 大阪ZEAL LINK ※アウトストアイベント
2016.09.15 (Thu) 渋谷REX
2016.09.25 (Sun) ライカエジソン東京店
2016.09.25 (Sun) 新宿自主盤倶楽部
2016.09.25 (Sun) little HEARTS.新宿店
2016.10.15 (Sat) 宇都宮HELLODOLLY ※ワンマン
2016.10.16 (Sun) 宇都宮HELLODOLLY ※ワンマン
2016.10.16 (Sun) 新星堂ララスクエア宇都宮店
2016.10.30 (Sun) 渋谷ZEAL LINK
2016.11.05 (Sat) SHIBUYA DESEO ※ワンマン
2016.11.06 (Sun) SHIBUYA DESEO ※ワンマン

●インストアイベント

7/17(日) ヴィレッジヴァンガード池袋サンシャインシティアルタ店
7/17(日) 池袋Brand X
7/24(日) little HEARTS.大阪店
8/07(日) little HEARTS.仙台店
8/13(土) 名古屋fiveStars
8/27(土) 広島マジカル・スクエア
8/28(日) 福岡SKULLROSE
9/04(日) 札幌音楽処
9/10(土) ライカエジソン名古屋店※アウトストアイベント
9/11(日) 大阪ZEAL LINK※アウトストアイベント
9/25(日) ライカエジソン東京店
9/25(日) 新宿自主盤倶楽部
9/25(日) little HEARTS.新宿店
10/16(日) 新星堂ララスクエア宇都宮店
10/30(日)渋谷ZEAL LINK


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