「レプスルプスは新しいことをやっているグループなんだ」という認知の風をどんどん吹かせていきたい。


アイドルグループのレプスルプス(郷咲あやね/美鈴あおい/百咲ねねか/半澤みよこ)。今回、1月12日にS.U.B TOKYOで行われた「無敵アイドル祭」へ出演していたレプスルプスのメンバーらをキャッチ。彼女たちの魅力を、ここに紹介します。

メンバーが語るレプスルプスの魅力とは…。

──まずは、レプスルプスの魅力から教えてください。
美鈴あおい レプスルプスの魅力は、独特の緩さを持つレプスルプスのメンバーとファンの方たちが作り出すアットホームな雰囲気だと思っています。
――そんなに緩いんですか?
美鈴あおい けっこう緩くやっているつもりです。カタくはないと思います。メンバーの性格もおっとりなのですが、なぜか似たようなファンの方たちが集まってくるといいますか、優しい方たちが、ホント多いですね。
――ねねかさんは、レプスルプスの魅力をどんな風に感じています?
百咲ねねか ホントに他のグループさんとは違う独特なというか、「あっ、こんなところもあるんだ」という、「他にはないぞ」感を持っているところが特徴です。
――その、「他にはないぞ」な部分がとても気になります。
百咲ねねか 「MCが面白い」とけっこう言っていただけるんですよ。だけど、みんなつっこみがあまりないというか…。全員が「ほわわーん」としているんですけどね。
──つっこみがいないと大変じゃない?
百咲ねねか 本当はつっこみの性格じゃないんだけど、あおいちゃんがつっこまざるを得ない雰囲気になってしまってます。彼女は、MCも進行してくれてるんですけど。みんながボケボケなトークを延々としていくから、そこへあおいちゃんがつっこみをいれてくれることで、ようやくその場も「ワーッ」っと盛り上がってく感じがしています。もし誰もつっこまないとしたら、お客さんもリアクションに困ってしまうかも知れない。
美鈴あおい っていうか、MCが終わらないと思います。はっきり狙ってボケてくれるのはあやねぐらいです。
――なるほど、そんな感じなんですね。みよこさんは、どんな印象でレプスルプスを受け止めています?
半澤みよこ 普通、格好いいグループだったら格好いい曲ばっかが集まっちゃうじゃないですか。レプスルプスはキラキラした歌もあれば、ファンの人に人気のある「Logic」という格好いい曲や「ダダダダ〜ン」というコミカルな面白い振りの入ってる曲もあるように、いろんな種類の曲があってすごい楽しいです。そういう、ジャンルが一つに固まってなくていろんなスタイルの楽曲があるところが魅力だなとわたしは思っています。ライブでも、いろんな色の曲を楽しめます!!
――いろんな楽曲を楽しめるって、魅力ですよね。
半澤みよこ そうなんです。格好いい曲からキラキラ系、コミカルな歌まであります。コミカルな歌では、振りの中で土下座しているシーンまで出てきます。
百咲ねねか あやねちゃんが歌ってるのを崇拝するみたいな感じで、それをファンの人たちが真似してくれます。
半澤みよこ 可愛い系だったら「ギュッとして」という歌があるんですけど。その曲では、ファンの人と一緒に手をビロビロ〜ンと伸ばしあいながら、そこでタッチもしています。
――あやねさんが感じている、レプスルプスの魅力も教えてください。
郷咲あやね レプスルプスは自由なグループでありながら、ファンの人たちと一体感を作っているところが魅力だとも思っていて。ファンの方たちもすごく優しくて。新しいファンの方が来ても、優しく迎え入れてくれる方々ばかりです。私たちのライブでのキラーチューンに「まわるんだ」という歌があるんですけど。その曲でファンの方は、振りを真似てみんなで押し合いながら楽しんでいます。そのときも、たとえ初見さんだろうと、ファンの人たちが優しく迎え入れて一緒に押し合えば、最期にみんなでぐるっと走り回る場面でも一緒に楽しい空間を作れているように、そこがレプスルプスならではの良いところだとわたしは思っています。なので、初見さんでもライブの輪へすぐに入ってこれます。
――それは、初見さんにとって嬉しいことですよね。
郷咲あやね 無理やりではなく、「どうぞどうぞ」という温かい雰囲気を出してくださるように、よく「レプスルプスの現場は温かいよね」と言っていただけることが多くて、それがすごく嬉しいです。

1月29日からは池袋RUIDO K3を舞台に、「アドリブアイドル☆パニックシアター」というアドリブのイベントも始めます。

──レプスルプスの活動歴は、もうどれくらいなんですか?
美鈴あおい 2020年1月20日に2周年ライブを控えています。
――レプスルプスにとって2019年は、どんな年でした??
郷咲あやね 2019年は、初めてのことをたくさんやらせていただいた年でした。クラウドファンディングでファンの方々に協力していただいてMカードを作れたり、MV撮影もできたりと、初めてのことをいろいろとやった年になりました。今年も、2月から定期公演が始まるように、2020年はレプスルプスにとって新しい試みが多い年になりそうなんです。
──定期公演では、どんなことをやっていくのでしょうか?
郷咲あやね 仲良いアイドルさんたちをお呼びしてアットホームな空間を作るのと、ライブだけじゃなくて、レプスルプスっぽい企画の詰まったものにしていきます。
美鈴あおい レプスルプスは「MCが面白い」と言っていただけることが多いように、それを活かせるようなこともしたいなと思っています。他にも、1月29日からは池袋RUIDO K3を舞台に、「アドリブアイドル☆パニックシアター」というアドリブのイベントも始めます。
――アドリブのイベントですか??
郷咲あやね そうなんです。アイドルさんには珍しいイベントをやります。私たちは去年から、演技の講師をお呼びして、仲の良いアイドルさんたちと演技ワークショップをやっています。その延長としての場を作り、そのステージ上で、アドリブ演技を活かした形のイベントを試みます。
――アドリブイベントということは、何かしらテーマを決めて行なうわけですよね。
郷咲あやね そうなんです。例えば「学校の昼休みの廊下で」みたいなシチュエーションをお題で出して、そのうえで出演者たちがアドリブで小さな物語を進めていくことを、そのイベントではやっていこうと思っていて。
──みなさんアドリブ劇は得意なの?
美鈴あおい 即興とか、エチュードというんですけど、難しいです。
郷咲あやね そう言ってるあおいと、私あやねは、これまでに何本か舞台へ出させてもらっています。
美鈴あおい ねねかちゃんも、初舞台が決まってるんだよね。
百咲ねねか そうなんです。1月30日から2月11日まで、池袋にあるシアターKASSAIで開催になるアリスインプロジェクトの2020年新春公演「Dance Dance Dance Dark Dungeon」へ、わたしは星組として出演します。これが、わたしにとっての初舞台になります。
半澤みよこ わたしは今、ワークショップでお芝居のお勉強中です。
美鈴あおい レッスンで即興劇はやっていますけど、それを舞台の上で見せるのは初めてだから、私たちもどうなるのか楽しみなんです。
郷咲あやね 定期公演も2月27日にスタートして、以降も毎月続けていけたらなと思ってます。
美鈴あおい 2019年には初めてワンマンライブもやらせていただいたので、また今年も2ndワンマンが出来たらいいなと思っているように、やりたいことはまだまだたくさんあります。

メンバーそれぞれの個性を語っちゃおう!!!!

──メンバーそれぞれの個性も教えてください。
美鈴あおい ねねかちゃんは、入ってきたときからすごい女の子らしい子で、男子受けが良さそうだなと思ってました。身長もちっちゃいから、可愛く見られるんじゃないかな。しかもアニメ声というか、声が特徴的な子。最近ではYouTubeチャンネルをやっているように、いろんなことへチャレンジしていれば、今度初舞台もあり、とても伸びしろのある子なのでは、と勝手に思っています。
百咲ねねか みよこちゃんは初めて会ったときも、今も、あまり変わらないホワホワしてるなというイメージです。みよこちゃんは、好きな食べものがサーモンのように、ねねかとホントよく似てるんです。年齢は一個上ですけど、たまに同い年と間違うくらい同級生みたいな感覚でいます。お互いによく言ってるのが、「長くいる感じするよね」ということ。ホワホワしてるけど、「あっ、意外とこういうところもあるんだ」というのも付き合いが長くなるたびに見えてきて「ホワホワキャラだけじゃないんだな」という魅力も感じています。
半澤みよこ あやねちゃんは本当に歌が上手くてダンスも綺麗で、パフォーマンスがすごい格好いいんですけど。じつは、パフォーマンスとMCとのギャップもすごい魅力的だなと思ってて。ステージはとても格好良いのに、MCのときはひたすら面白いところが好きです。そのギャップを目撃したら、きっとファンの人たちもメロメロになっていくと思います。
郷咲あやね あおいの一番良いところは、気遣いが出来るところ。MCをまわしてくれるなど、しっかりしている印象が強いからこそ、そのギャップとして不器用な部分も見えてくると、逆に、それがあおいの魅力にもなっているなと感じています。普段から気づかいをするなど優しさがしっかり前に出ている子だから、一緒にいるとまわりにいる人たちも素直になれるし、あおいについていこうと思える、そういうタイプの子です。
──みなさんしっかりしている印象ですけどね。
美鈴あおい ホントですか?!
百咲ねねか みんな二十歳を過ぎてるいい大人なので、そこまでボケボケはしてないというか、大人としての自覚はあります。そこまでボケボケしていたら、逆に「大丈夫か??」となってしまうと思うけど、そこは「大丈夫ですよ」と伝えておきます。
美鈴あおい みんな、ほぼほぼ素でライブに上がっているしね。私たち、キャラをほとんど作れない人たちなんです。そんなほぼほぼ素の私たちを好きになってくれるファンの方々の気持ちが嬉しいし、そんな優しいファンたちにレプスルプスは支えられています。よく「話しやすい」とも言っていただけるので、それも嬉しいですね。

今年のレプスルプスは、大会系のイベントにも挑戦していきます!!!!

──今年のレプスルプスの野望も教えてください。
郷咲あやね 今年のレプスルプスは、「大会系のイベントにも挑戦していこう」とみんなで話しあっています。じつはレプスルプスって、まだ一度も大会など競い合うイベントには参加経験がないんですね。だからこそ、今年はそういうのにも挑戦したいなと思っていて。そのためにも、もっともっとファンの方々との信頼関係を深めつつ前へ進んでいきたいなと思っています。「もう一段階上に上がるためにも、そういう挑戦もしていかないといけないね」という話をみんなでしています。
美鈴あおい 今年は本当に挑戦の年だと思っているので、いい年にしたいです。それと、わたしとあやねが外国のボードゲームが好きで、最初は趣味として遊んでいたんですけど。去年からそれをイベント化していて。ファンの人たちとのオフ会のような形を取りながら、一緒にボードゲームもやっています。ボードゲームの何がすごいって、共通のルールの元、初めての人でもゲームを通してみんなとすぐに仲良くなれるんです。面白さと盛り上がりを初対面でもすぐ共有できてしまう。ボードゲームってすごいなと思っています。

他のアイドルさんがやらない特殊なイベントをレプスルプスは積極的にやっていきたいなと思っています。

──最後にそれぞれ、今年の目標を語ってもらおうか。
美鈴あおい レプスルプスとしてはですね、2ndワンマン公演をやりたいのと、大会にも出場していこうと思ってますので、乞ご期待していてください。そして、みなさん応援よろしくお願いします。個人としては、昨年は舞台へ3本出させていただいたので、今年も舞台へ出演させていただきながら、演技の勉強もして、自分のスキルを磨いていきたいなと思っています。
百咲ねねか グループとして2019年は、初めての挑戦がすごくあった年。MV撮影や初めての音源化、初めて生誕枠もいただきましたし、初のワンマン公演も経験出来ました。もちろん2020年も初めてのことへどんどん挑戦しつつも、昨年挑戦できたことを、より成長させてゆく年にしていきたいなとも思っています。2ndワンマン公演をやれるときになったら、1stワンマンのときよりもどこをどう伸ばすかを考えて頑張っていきたないと思っています。
個人としては、今年初舞台へ挑戦できることになりましたけど。2回、3回と舞台経験も増やしていけたらなと思っています。それと、最近YouTubeの配信も始めました。今はゲーム実況をやっているんですけど、「登録人数が50人を突破したら「うたってみた」をやります」と言ったら突破したので、今度は「うたってみた」にも挑戦します。
半澤みよこ グループとしては、「これからおっきな大会に挑戦していくにあたってSHOWROOMなどの配信を新しく始めようか」という話もしているように、普段のライブ活動はもちろん、配信などの活動もコツコツ一生懸命に頑張っていこうと思っています。
個人的には、昨年生誕枠で初めてソロで歌わせていただきました。今年は、普段のライブでもソロとしても歌える場を増やしていきたいなと思っているのと、演技ワークショップと「アドリブアイドル☆パニックシアター」のイベントを通していっぱい演技のお勉強をして、今年中に舞台へ立てるように頑張りたいなと思っています。
郷咲あやね グループとしては、主催定期ライブの成功、2ndワンマン公演の開催を目指すという目標もありますけど、日々のライブ活動にもっともっと力を入れ、内容を濃くしていきたいなと思っています。それと、1月29日に初めてやる「アドリブアイドル☆パニックシアター」を通して、普通のアイドルさんがやってないようなイベントを始めるように、こういうイベントを通して「レプスルプスは新しいことをやっているグループなんだ」という認知の風をどんどん吹かせていければ、また違う注目をされていくと思うので、どんどん力を入れていきたいなと思っています。ボードゲームやアドリブ企画に力をいれてるアイドルさんって珍しいからこそ、そういう特殊なイベントをレプスルプスは積極的にやっていきたいなと思っています。
個人としては、舞台などは今までにも出させてもらっているんですけど。今年は、「この演出家さんの舞台に出たい。この作家さんが脚本の舞台に出たい」というのを定め、それに演者として狙って出ることを目標にしています。個人としても、いろいろと幅を広げて特殊に頑張っていきたいです。

TEXT:長澤智典

レプスルプス twitter
https://twitter.com/lepuslupuslive

★インフォメーション★

レプルプ新企画
「アドリブアイドル☆パニックシアター」
1月29日(水) 会場:池袋RUIDO K3 開場:18:30 開演:19:00 (予定) 予約1500円 当日2000円(共に1D別) 出演:郷咲あやね、美鈴あおい、半澤みよこ(以上、レプスルプス)、神埼琉奈、一色里歌子 、櫻城姫奈、大石麗華(以上、百鬼乙女)、高橋みあ、輝天しおん(以上、Youぱ〜む)、佐々木海月(あっともっち)and.more…
司会進行:菅原コンポジータ
アイドルの普段中々見れないアドリブ力をたっぷりと堪能できるイベントです。パニックになりながらも、協力して這い上がるアイドルたちの姿をお愉しみください。歌唱メドレーショーもあります。

2月27日(木) 会場:池袋RUIDO K3にてレプスルプス主催定期ライブスタート


あわせて読みたい記事

Pick Up