韓国にもっとライブアイドル文化を、「可愛い」をライブアイドルを通して広めたい。


8月にライブアイドルのみのりほのかが韓国へライブで足を運んだときに、イベント「アイドルアリーナ」へ招聘してくれたのが、韓国はソウルに拠点を持つTowa ManagementのアンディーことAndrew Joo氏だった。彼に、現在の韓国アイドル市場について伺った。アンディー氏の言葉を通し、少しでも韓国に於けるライブアイドル市場が見えてくれたら幸いだ。

――アンディーさんには、ぜひ韓国のライブアイドル市場について伺いたいなと思い、今回、インタヴューをオファーさせていただきました。
「韓国でも、10年以上前からAKB48さんの存在などは耳にしていましたが、その時点では、ライブアイドルという文化はまだ韓国には届いていませんでした。先に僕自身の話をさせていただくと。僕がライブアイドルの存在を知ったのは、日本に足を運んだ5年前のこと。仮面女子のライブを観たことからでした」
――アンディーさんがライブアイドルに興味を持ったのはそこがきっかけなんですか?
「そうです。そもそもの始まりは、会社のマーケティング事業の一貫として、日本のアイドルのビジネスモデルに興味を持ったことがきっかけなんです。その中身をいろいろ調べていく中、一度、現地に足を運ぼうと、当時評判を耳にした仮面女子のライブを中心に市場調査に出向いたわけですけど。実際にアイドルのライブを観たら、すっかりその魅力にはまってしまいました。加えて、僕自身が日本のアニメやゲームが好きだったという土壌も、そこへ拍車をかけた要因だったんでしょうね」
――韓国のアイドルファンの方々は、もともとはアニメやゲーム好きから始まっているのでしょうか?
「大きな意味で日本のヲタク文化が好きな人たちと言ったほうが良いと思います。というのも、日本のアイドルが好きな人たちと、日本のアニメやゲームが好きな人たちはかならずしも重ならないからです。むしろ二次元好きと三次元好きは、韓国では混じり合わないです」
――そうなんですね。韓国の中でライブアイドル文化が芽生えたのは何時頃からになるのでしょうか。
「韓国に於けるライブアイドルのイベントは、韓国のアイドルファンたちが、自分たちの推しを日本から呼びたくて始まったのがきっかけでした。そこへ、日本のアイドル好きな女の子たちが、自分たちでもアイドルとして活動を始めたことから、自然とイベントも発展していきました。と言っても、まだまだその数は少ないですし、オリジナル曲を歌うというよりも、日本のアイドルたちの楽曲をカバーしてはそれを歌うことを楽しんでいます。韓国のアイドルファンたちも、日本のノリを真似て応援してゆくことを楽しんでいるのが、今の韓国のライブアイドルシーンなんです」
――みなさん、カバーしているのはかなりマニアックですよね。
「AKB48さんのような有名どころもありますけど。最近多いのが、BiSHさんやまねきケチャさん、FES☆TIVEなど。もっと深いところでは我儘ラキアさんなど、かなり深いところまで情報を探ってはカバーしているように、意外にマニアック度は高いと思います」

――みなさん、情報源は何処からなんですか?
「もちろん、ネットを通してです。加えて、日本に住んでいる韓国のライブアイドル好きな人たちから情報を受け取ったり、定期的に日本に通ってライブに足を運んでいるワタクも韓国には多いです」
――twitter上をリサーチしてみたら、けっこう韓国の方が日本に足を運んで、ライブの様子をアップしているのには驚きました。アンディーさん自身も日本へ定期的に足を運べば、日本からも積極的にライブアイドルを呼んでいますよね。
「今年も、やまもとゆいさんや、みのりほのかさんに韓国まで足を運んでいただきました。今も、「韓国でライブをやりませんか」とメールでいろんなアイドルの方々にオファーはしているのですが、なかなかリアクションが返ってこないのが現状です。僕らとしては、何時でも韓国までライブをしに来てくれるアイドルさんたちを求めているので、興味を持った方はぜひコンタクトしていただけたら、詳細はお伝えします」
――そんなアンディーさんの今後のビジョンも聞かせてください。
「一番の理想を掲げるなら、韓国でもTOKYO IDOL FESTIVALのようなイベントを開催することです。ただし、現状ではほど遠い夢物語。それを実現させるためにも、まずは韓国にライブアイドルの市場を作りたいなと思っています。
みなさんもご存じだと思いますが、韓国はK-POPが主流を成しています。彼ら彼女らを真似て活動しているレベルの高いアマチュアグループもたくさんいます。そんなK-POPに憧れている人たちを、いかにライブアイドル市場にも興味を持ってもらえるか。そんなことを考えてもいます。もちろん大切なのは、日本のアイドルが好きな男性や女性たちですけど。ゆくゆくは、そこまで広げていってこそ、韓国でもライブアイドルシーンが成熟していくのかなと僕は考えています」
――ちなみに、韓国の方の日本のアイドルについての知識って、どの程度なのでしょうか?
「本当に日本のアイドルが好きな人たちは、日本の方々が思っている以上にマニアックなところまで掘っています。でも、一般的に捉えたら、AKB48やももいろクローバーZ、Perfumeなど、6-7年前の日本のアイドルのイメージをみんな持ってます。むしろ、そこで止まっているからこそ、僕らはそこも変えていきたいなと思っています」
――韓国でのライブアイドルシーンの発展を期待しています。最後に、メッセージをいただけたら嬉しいのですが。
「今は日韓のいろんな問題が言われてますけど、政治とエンターテイメントな文化は別物なのは、みんなわかっていることです。日本のアイドル音楽が好きな人たちは韓国ではまだまだ少ないですけど、確実にいます。韓国でのライブアイドル文化は始まったばかりですけど。本気で好きな人たちがいるからこそ、ぜひ日本のライブアイドルの魅力を直接伝えに来てください。何より、日本の「可愛い」をもっともっと韓国に広めたいので力を貸してください。

TEXT:長澤智典

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