Devil Kitty、全国無料単独巡業を発表。清流と激流交錯するドラマを描く楽曲『無限回帰』のリリースも決定!!。「考えるな、感じろ!」。その言葉を意味を知れ!!


Devil Kitty PHOTO 
2015年7月よりライブ活動をスタートさせたDevil Kitty。昨年10月に池袋EDGEを舞台に無料単独公演を行なったことが、バンドの勢いや動員面に弾みをつける形となった。その成果を今年も広げようとの想いもあってか、今年の7月より年内いっぱいかけ、全20本に及ぶ無料単独公演、「Devil Kitty全国無料単独巡業「天魔降伏 猫感嘆劇」を行なうことを発表した。12月21日には新宿BLAZEを舞台にファイナル公演を実施。もちろん、こちらも無料単独という形で実施する。
無料単独巡業に先駆け、Devil Kittyは1stシングル『夢幻回帰』を5月18日水(水)にリリースする。Devil Kittyと言えば、激しい演奏はメロディアスな歌をミックスした”激烈哀愁メロウ”な表情を魅力としていたバンド。同シングルのC/Wに収録した『伊邪那美命』は、ライブでも観客たちが大騒ぎしているように、暴れメタルナンバーとしてファンたちにも浸透している。
これから、様々な展開を仕掛けてゆくDevil Kitty。今回、一斗(G)、ruchi(B)、Majyu(Dr)の3人が取材に応じてくれた。以下へ、Devil Kittyの魅力をお伝えしよう。

TEXT:長澤智典

うちがライブじゃ一番かなと思いますね。いや、間違いなく一番ですね。

――Devil Kittyと言えば、以前から優雅さんが牽引してきたバンドという印象があります。でも、メンバーは完全に新たな布陣に変わっていますよね。
一斗 いや、以前からあるバンドというよりも…。
ruchi 名前は一緒だけど、まったく別物のバンドだし、3人とも以前のDevil Kittyのことはまったく知らないように、過去の経験や蓄積のことも気にしていなければ、新しいバンドとしてメンバー全員始めてるように、そこは昨年新たに誕生したバンドと捉えてもらえたほうが正解です。
――じゃあ、バンドの展開も優雅さんが中心にというよりも…。
ruchi 軸になるものは優雅が作りつつ、それをメンバーみんなで話し合い、いろんなアイデアを反映させながら進めている形です。
――誕生以来精力的にライブ活動を行い続けていますが、確かもうすぐ…。
一斗 1年経ちます。ライブを重ねるごとに楽曲の完成度は確実に高くなっているので、僕的にはかなりこのバンドに手応えを感じています。
――Devil Kittyの楽曲と言えば、激しさとメロディアスな面を1曲の中へ巧みにミックスしてゆく姿勢が魅力とも感じています。
一斗 ライブに於ける激しさをメインにしながらも、聞かせる面も大事にしていきたいので。
――昨年もミニアルバム『雌豚解体新書』を出していましたよね。
ruchi あのミニアルバムに収録した曲たちはバラエティに富みながらも、Devil Kittyを知ってもらうには最適な自己紹介的な作品に仕上がったんじゃないかな?!。『雌豚解体新書』を作ったことで、「これが自分たちの武器になる」という姿勢も見極めていけたし、そこをもっと明確にしながら、これから攻めていこうとしているのが、今なんで。
Majyu 『雌豚解体新書』には、ライブでメインで演っている曲もけっこう入っているので、確かにバンドの名刺代わりになる1枚になったのは間違いないと思ってる。
――Devil Kittyと言えば、今やROCKSTAR RECORDSを背負ってたつ両軸の一つ。レーベルとしても、かなり期待を寄せている印象を感じています。
ruchi そうですね。まぁうちがライブじゃ一番かなと思いますね。いや、間違いなく一番ですね。
――ライブで鍛えあげてきたバンドですもんね。
一斗 ライブもそうなんですけど、映像制作やビジュアル面での展開も含め、そこにもアイデアを詰め込んでいるように、そういう経験を通してメンバー自身も成長し続けているのは感じてます。
ruchi チームワークも間違いなく、うちらが一番です。一斗はまだまだ若手なんですけど、一緒にやってて年下って気がしないくらいアイディア抱負な奴なんですよ。しかも考え方が柔軟で、若い割にテクニシャンでありながら、何事もスポンジのよう柔軟に吸収していくから、一緒にいながら、逆に学ばせてもらっています。実際Devil Kittyの楽曲面でも、彼のギターが一番の武器になっているので。

一番心の面で助けられている、Devil Kittyの良心です。

――楽曲を作っているのは??
ruchi 優雅と一斗の2人が中心になって作っています。
――ruchiさんも、重要な役割を担っているんですよね。
一斗 音楽面に関しては僕と優雅が中心に制作していますけど、衣装などのデザイン面やビジュアル的なメイクの意見を提示してくれるのがruchiなんですよ。彼は明確なビジョンをしっかり持ったうえでアイデアを投影してくる。そこは安心してお任せしています。
ruchi そこは、僕もそうだし、優雅もアイデアを出してくるように、2人でまとめあげています。
Majyu ruchiさんは、人の気づかないところに気付いてアドバイスもしてくれる。それが嬉しいですね。
ruchi でも、我の強いメンバーが集まっている中、うまく空気を作ってくれているのはMajyuの存在があるからなんですよ。彼も自分を持っているんですけど、あえて自分を抑え、みんなのいろんな意見を聴いてくれるというか、柔軟に受け止め、まとめあげてくれる人。一番心の面を支えてくれる、Devil Kittyの良心です。
一斗 大人って感じがしますよね。バンドのムードメイカーだし、演奏と同じように気持ちの面でも支えてくれてる人だよね。
Majyu 僕みたいな人がいないと、バンドはまとまらないんです(笑)。みんなをくっつける接着剤みたいな存在です。
――リーダーの優雅さんも、いろんなアイデアを持ってくる人じゃない??
ruchi 世の中頼りないヴォーカルっていると思うんですけど。安心して何事も任せられる人。だからバンド活動をやってて不安を覚えることがない。まして、ヴォーカルこそバンドの顔じゃないですか。まさにその通りな、安心して任せられる存在です。
一斗 僕は前のバンドでも一緒にやってるんですけど、安心してすべてを任せられれば、自分のやることに集中していける。しかも、優雅さんから「こうしたい」と出てくるアイデアに間違いはないんで、そこは完全に信頼しています。
Majyu ひと言で言ったら「カリスマ」だからね。彼はオールマイティに何でも出来る人なんですよ。何よりでかいのが、何があってもドシッと構えていることですよね。それを見ると「この人と一緒にいると大丈夫だ」って気持ちになれます。
ruchi デカいからね。
Majyu それもありますけど、実はとても繊細な人。でも、絶対にそれを普段は見せない人ですからね。
ruchi けっこう勘違いされやすいので、損をしてる面もあるんだけど…。

『夢幻回帰』は”静と動” “メロディアスさと激しさ”を、それこそ「激流」になったり「穏やかな流れ」になったりを無限にループしていく楽曲。

――5月18日(水)に、Devil Kittyは最新シングル『夢幻回帰』を発売します。すでにライブでは…。
ruchi 3月13日に行なった優雅のバースデー主催イベントが『夢幻回帰』のライブで初披露だったように、まだライブでも演奏し始めたばかりです。
――楽曲がまた、これまでのDevil Kittyのイメージを嬉しく裏切る内容ですよね。
ruchi 『無限回帰』は”静と動” “メロディアスさと激しさ”を、それこそ「激流」になったり「穏やかな流れ」になったりを無限にループしていく楽曲。静かな部分と激しい面を繰り返していくうえでも、けっして急激に変わるわけではなく、しっかり計算された流れを持って作りあげている。そこが魅力であり、Devil Kittyの新しい表情にもなりましたからね。
一斗 『夢幻回帰』も、C/Wに入れた『伊邪那美命』も自分が作ったんですけど。2曲ともまったく違う顔を持った楽曲。『夢幻回帰』は静かな部分と激しい面をどう描き出すかも緻密に計算して作りあげています。だからこそ『伊邪那美命』では、好き勝手に激しくメタルに暴れました。
――『夢幻回帰』に付けた起伏こそ魅力にしていきたかったわけだ。
一斗 バラード調のような曲でもあり、激しさもあり、さらにいろんな音を重ねながら。とにかくピアノの音色や旋律、メロディを大事にしている曲です。要所要所に聞こえるピアノやストリングスの音色が印象的だし、ギターもクリーントーンで攻めているように、そこも新しい一面を観れると思います。『伊邪那美命』はガチメタルです。
Majyu 『夢幻回帰』は今までのDevil Kittyの楽曲にはない表情なんですけど、芯にはDevil Kittyらしい魅力を持っている曲ですね。ドラマやアニメのタイアップ曲としても似合うんじゃないかな?!という表情を持った楽曲。『伊邪那美命』は、まさにゴリゴリなメタルです。でも、2曲とも何回聴いても飽きない楽曲になったとも思っています。

まずは観てもらうためにと無料公演にしたわけなんで、触れて、知ってください。

――7月からは、Devil Kitty全国無料単独巡業「天魔降伏 猫感嘆劇」がスタートします。すべて無料って太っ腹ですね。
一斗 Devil Kittyでは無料公演はよくやっていることなんで。
ruchi 無料でやっているのも、「いろんな人たちに観てもらいたい」理由もあるんですけど。何より、お金を理由に行かないというのが一番悲しいので、「だったら時間を割いてさえくれるのなら、無料で見せてあげたいな」という想いから、演ることに決めました。
Majyu 地方はまだそんな多く回数を重ねてないように、現状、初めて行く場所も多いです。
一斗 1カ月に3-4本という形で足を運びながら。でも、その合間にも普通にイベントライブは多くやっていくので、いろんな形でDevil Kittyのライブに触れてくれたら嬉しいなと思ってる。
――現状、どんな意気込みでいます??
Majyu 知らない場所が多いんで、Devil Kittyの名前は知ってるけど見に行く機会のなかった人たちには、ぜひ今回触れて欲しい。それが一番重視していること。まずは観てもらうためにと無料公演にしたわけなんで、触れて、知ってください。
一斗 僕は知らない土地に行くのが怖い人なんですけど、知らない土地ばかりのよう(笑)、まずはその気持ちを克服します。もちろん、全部のライブに濃い中身を詰め込む意識だし。ツアーのファイナルとして、12月21日に新宿BLAZEでの単独無料公演も発表したように、そこへ向かって今年は走り続ければいいんだなという目的が明確に見えているよう、やり甲斐はすごくあります。
――ruchiさんもひと言いいですか??
ruchi 考えるな、感じろ!!
――春以降もけっこうライブはやっていますよね。
ruchi 3月に初の小樽公演もありますけど、春は東京を中心にイベント活動を行ないつつ、5月にはバンドさんに相乗りして地方にも足を運ぶので、ぜひ触れに来てください。うちらは、この位置に収まりたくはない。どんどん成長していくので、その姿を、まずは観てもらえたらなと思います。

TEXT:長澤智典

★Devil Kitty Web★

レーベルホームページ:http://rockstar-records.jp/
DevilKittyホームページ:http://rockstar-records.jp/devilkitty/

★CD情報★

アーティスト:Devil Kitty
タイトル:「夢幻回帰」
発売日:2016年5月18日(水)
仕様:CD(2曲入り)
収録曲:
1.夢幻回帰
2.伊邪那美命
価格:¥500(税抜)
品番:RSRCD-009
発売元:ROCKSTAR RECORDS
販売元:FWD Inc.

★LIVE情報★
ツアータイトル:ROCKSTAR RECORDS PRESENTS
Devil Kitty全国無料単独巡業
「天魔降伏 猫感嘆劇」

ツアー日程:
07月11日(月) SUSUKINO 810
07月13日(水) 仙台 spaceZero
07月14日(木) 水戸SONIC
07月16日(土) Shinjuku club SCIENCE
08月06日(土) 浦和ナルシス
08月13日(土) Shinjuku club SCIENCE
08月24日(水) 新潟 GOLDEN PIGS BLACKSTAGE
08月25日(木) 金沢AZ
09月10日(土) 京都 音屋AFTERBEAT
09月11日(日) HOLIDAY OSAKA
09月12日(月) 神戸 マージービート
10月05日(水) 高崎 CLUB FLEEZ
10月23日(日) 小田原姿麗人
10月26日(水) 柏616
11月13日(日) HOLIDAY NEXT NAGOYA
11月14日(月) 浜松MESCALIN DRIVE
12月05日(月) 岡山 CRAZYMAMA 2nd Room
12月06日(火) 広島 Cave-Be
12月07日(水) 福岡graf
12月21日(水) Shinjuku BLAZE(FINAL)

●イベント情報
03月26日(土) 札幌sound Lab mole
03月27日(日) 小樽ゴールドストーン
03月30日(水) HOLIDAY SHINJUKU
04月10日(日) HOLIDAY SHINJUKU
04月13日(水) 池袋EDGE
04月21日(木) 池袋BlackHole
04月27日(水) HOLIDAY SHINJUKU


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