New

The Benjaminが、花少年バディーズの名曲たちをミニアルバム『Before』の中でカバー。メンバーが収録した『ベーコンレタスチーズバーガー』『ブランコ』『Bonjour』の聞きどころを教えてくれた。



2月13日に(水)に最新ミニアルバム『Before』を発売するThe Benjamin。この作品は、2014年6月1日に活動を休憩した花少年バディーズの楽曲をカバーした作品集。「何故、The Benjaminが花少年バディーズの楽曲のカバーを?」と疑問を抱く方も多いだろう。The Benjaminのメンバーであるミネムラ“Miney”アキノリ/ツブク”Mashoe”マサトシ/ウスイ”Tacky”タクマの3人とも花少年バディーズのメンバーたち。今回の経緯について、ミネムラ”Miney”アキノリは以下のように答えてくれた。
 「2009年5月1日に花少年バディーズが誕生してから今年で丸10年を迎えます。花少年バディーズは4年前から活動を止めていますが、そのメンバーであるMiney/Mashoe/Tackyの3人は今、The Benjaminというバンドで活動をしています。僕等みんな、花少年バディーズの存在は今でも大切にしていること。そのバンドが今年10周年を迎えることから、何かしら僕らに出来ることはないのかと考えたときに生まれたのが、「花少年バディーズのメンバーでもある僕らThe Benjaminが、自分たちのルーツにある音楽をカバーするのが良いのでは」というアイデア。そこから、今回のカバーアルバム『Before』が誕生しました」
今回、The Benjaminのメンバーがミニアルバム『Before』の楽曲を解説してくれた。その中から、『ベーコンレタスチーズバーガー』『ブランコ』『Bonjour』の魅力をお届けしたい。

『ベーコンレタスチーズバーガー』

恋した人へ夢中になっているときほど、心が爆発しそうに熱くなる。イケイケなロックンロールチューンに飛び乗り、「ピリッとスパイシー」「サクッとキスされ」など大好きな子の魅力を思う存分のろけちゃえ。

Miney 『ベーコンレタスチーズバーガー』はガレージパンクやロックンロールの要素を詰め込んだ、ライブでガチャガチャと弾けようぜという楽曲のように、今のThe Benjaminのスタイルにとても近い表情を持った楽曲です。
Tacky 今でこそThe Benjaminの得意分野となる表情ですけど、あの当時の花少年バディーズにとっては、ちょっとした挑戦になった楽曲でした。
Miney あの頃からライブで『ベーコンレタスチーズバーガー』を演奏するとすごく盛り上がっていたように、結果、今のThe Benjaminへ繋がる要素にもなったのかなとは思いますね。
Mashoe The Benjaminから僕らを知った人たちの場合は、今回収録した楽曲の中でも一番The Benjaminらしさを感じるのが『ベーコンレタスチーズバーガー』なのは確かなこと。個人的にも、この曲を演奏していた花少年バディーズ後期の頃からジャズベースから今のプレシジョンベースへ変えたように、今のThe Benjaminのサウンドスタイルへ向かい始めた時期だったことも覚えています。
Miney 『ブギウギ』は恋愛に対して臆病だけど、前向きに向き合いたい気持ちを投影した歌。『ベーコンレタスチーズバーガー』は、恋が叶ったあとのすごく嬉しい気持ちを表現した楽曲。大好きな人への想いを、「サクッとキスされ」「ピリッとスパイシー」「フワッと広がり」「甘さが口に残る」など、ベーコンレタスチーズバーガーの美味しさと重ね合わせて表現。だからこそ、とにかく突き抜けた歌い方をこの曲では心がけました。

『ブランコ』

ブランコのように行ったり来たり。だけど、いくら考えたって失くした恋は戻ってこない。「キミをまだ好きでイイノ? まだ愛してもイイの?」。そんな女々しい気持ちほど、「いいんだよ」と大声で叫びながら心で抱きしめたくなるのです。この歌を聞くたびに胸がキュッと鳴り、瞼の先に見える風景が滲んでしまうんだ。

Miney 幸せな頂点から一変、『ブランコ』には失恋した人のとても切ない想いを投影しています。『Before』というミニアルバムの中、『ブギウギ』『ベーコンレタスチーズバーガー』『ブランコ』と恋愛物語が続くように、ここ、いい流れが出来たね。
『ブランコ』は、花少年バディーズの中で一番支持の高かった楽曲。当時から花少年バディーズファンはもちろん、花少年バディーズのことを齧った程度の人たちからも「いい曲」と評価を得てきた歌。最近、ライブでも演奏しているけど。初めて『ブランコ』を聞いた人たちも、「この歌いいですね」と言ってくれる。これも、Mashoeに歌ってもらえたことが大きかった。
Tacky 「すごくいい曲」という言葉を聞くたびに嬉しくなるように、これもカバーしたことの成果。今回の企画がなかったら、ずっと眠ったままの名曲になっていた可能性だってありますからね。
Mashoe みんな手放しで「いい歌」と言ってくれるように、とても高い支持を得ている楽曲だったから、最低限でも原曲が持っていた良さを保たなきゃいけないのはもちろん。さらに良い曲へ昇華する必要性もあったことから、歌うのはそうとうプレッシャーでした。
Tacky でも、『ボールペン』や『ブランコ』のような歌物曲ほどMashoeの歌声が映えるからね。
Miney どっぷりとした悲しみに浸りたいのか、見えない出口を見つめていたのか、日本人って、悲しいメロディを持った失恋の歌って好きですよね。「踏み出せよ」という押しつけがましい想いよりも、切なさへずっと浸っていたい方に『ブランコ』はとてもハマる内容。失恋ソングが好きな方はぜひ、あなたの失恋ソングプレイリストの中へ『ブランコ』も加えてください。

『Bonjour』

これぞ、The Benjamin流ビートルズ・リスペクトナンバー。思い出の数が多い人ほど、この歌が再会の連絡を後押ししてゆく??。曲が進むごとに甘酸っぱい気持ちが脳内中へ広がり、あなたの恋しい心のチューニングを嬉しく狂わせる。まさに、上質なポップチューンだ。さぁ、再会の準備をしようか。

Mashoe ヴィジュアル系の中にもビートルズ好きを表明しているアーティストの方々はいますけど、その影響を、ここまで作品の中へ巧みに昇華していく人っていないように、『Bonjour』もまたThe Benjaminだからこそ出来た楽曲です。
Miney こういう楽曲展開は、The Benjaminならではなオマージュセンス。ビートルズらしさもそうだけど、映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観ながら、『Bonjour』に描いたコーラスの感じや唐突な楽曲展開などに「クイーンらしさも感じるな」と思いました。まさに『Bonjour』は、ルーツミュージックの良さを巧みに投影した楽曲ですからね。
『Bonjour』の歌詞のテーマが、「おじさんやおばさんになったときの再会」。歌詞に「40才過ぎたらどうなるんだろう? 30才前のボクより優れてるだろ」と書いたように、『Bonjour』を書いたのは、すでに30代に突入していた自分。あの当時から、40代になったら今よりもさらに良い姿へ進化しているはずと願っていたけど。40代になった今、50代の自分は今よりも進化や成長しているはずと信じている自分がいる。今からさらに10年後、『Bonjour』を聞いたときにどんな風にこの歌を受け止めるのか、今の僕は、そこへ興味を向けてしまうからね。
Tacky 自分やMashoeは、『Bonjour』を演奏していたときはまだバリバリ20代。今は互いに30代へ突入したように、今のほうが実感を持って『Bonjour』の歌詞を受け止められているなと感じます。
Mashoe 『Bonjour』は、この先10年後に聞いても「あっ、この気持ちわかる」と思えるように、何時の時代に聞いてもリアリティを持って感じられるエバーグリーンな楽曲なんですよ。
Miney 確かにね。10年後どころか、何十年経とうと、ある程度の年齢を重ねた人なら想いに共感を覚えるように、『Bonjour』は長く愛されることが確約されている楽曲ですからね。
歌詞の中へ「二人別れてどのくらい経ったのかな?」「キミはどんな大人になったのかな?」と書いたように、長く生きてゆくほど、いろんな理由から会えなくなれば、会う機会を失くす人たちが増えてゆくように、年齢を重ねるごと思い出す人の顔も増えていくんだと思う。自分も、実際にそう。『Bonjour』を書いたときよりも、今のほうが思い出す顔が増えているように、聞く人の人生や人間味が増すごとに深みを増してゆくのが『Bonjour』なんですよ。同時に、『Bonjour』を聞くことで人との再会が楽しみになれば、未来に不安を抱えている人でも、時の流れを経たうえで人と再会することを楽しみに思えてゆく。そんな、長く愛してもらえる歌だなと感じています。

ミニアルバム『Before』について、Mashoeは「The Benjaminを4年間やってきたおかげで、バンドとしての自信がつきました。だからこそ、The Benjaminとして花少年バディーズの10周年を振り返れる行動が出来ているなと感じています。実際、The Benjaminとして4年間の成長の積み重ねがあったからこそ、花少年バディーズをポジティブな形で飲み込み、昇華できたのも事実。ただただ「あの頃は良かったね」ではなく、「今が最高だけど、でも、あの頃も良かったね」と言える自分たちや作品になれたことが、何より一番の成果だと思っています」とも語ってくれた。

The Benjaminは、ミニアルバム『Before』を手に2月下旬からはレーベルツアー。4月より、ワンマンツアー「The Benjamin 4th Anniversary ONEMAN TOUR Respect 10th HSB 『B4U-誰よりも幸せになってやる!-』」をスタートさせる。最期に、ツアーのファイナル日であり、5月1日・TSUTAYA O-WESTを舞台に行う「The Benjamin 4th Anniversary ONEMAN TOUR Respect 10th HSB 『B4U-誰よりも幸せになってやる!-』 TOUR FINAL 『AFTER [B] HAPPINESS-スズランが咲いた日に-』」へ向けての想いを伝えようか。

Miney 5月1日にTSUTAYA O-WESTで行うワンマン公演に、僕らは『AFTER [B] HAPPINESS-スズランが咲いた日に-』とタイトルを付けました。『Bonjour』の歌詞にも「スズランが咲いた」と出てきますけど、スズランは5月1日の誕生花であり、「再会の喜び」という花言葉を持っています。しかも5月1日は、花少年バディーズの結成日。その日に、いろんな人たちと再会の喜びを味わいたい気持ちを持ってのこと。加えて、The Benjaminを応援してくださっている方々から、1年前にやったTSUTAYA O-WESTでのワンマン公演を絶賛されていたように、あれから約1年経ったThe Benjaminの、よりパワーアップした姿もお届けしたい。ちなみに『Before』の【TYPE-A[CD+DVD]】盤には、昨年TSUTAYA O-WESTで行ったワンマン公演の模様を完全収録しているように、それを観たうえで足を運んでもらえたら、より楽しめるんじゃないかな。

TEXT:長澤智典

The Benjamin Web
http://thebenjamin.jp/
BadeggBox twitter
https://twitter.com/badeggbox

★映像★

★映像★

The Benjamin/「Balloon」Trailer Ver 180sec.

The Benjamin – LIVE「Too Bitter, But Sweet」20180622 TSUTAYA O-WEST ダイジェスト

★音源情報★

前身バンド 花少年バディーズの結成10周年を記念してカヴァーアルバムをリリース。
TYPE-Aには2018.6.22 TSUTAYA O-WESTで行われたLIVE映像も収録。

タイトル:「Before」
アーティスト:The Benjamin
発売日:2019.2.13

【TYPE-A[CD+DVD]】
品番: BDBX-0055A
価格: \5,000 (税別)

CD収録曲:
1.Balloon 作詞/作曲:Minemura Akinori
2.ボールペン 作詞/作曲:Tsubuku Masatoshi
3.ブギウギ 作詞/作曲:Minemura Akinori
4.ベーコンレタスチーズバーガー 作詞/作曲:Minemura Akinori
5.ブランコ 作詞/作曲:Minemura Akinori
6.Bonjour 作詞/作曲:Minemura Akinori

DVD収録内容:
3rd Anniversary ONEMANSHOW 2018.6.22 at TSUTAYA O-WEST

「Too BItter, But Sweet」
1. SORA-Boeing229-
2. バーニングブライト
3. ベルガモット
4. バッターボックス
5. ブラシ
6. 絆創膏
7. Brother
8. BEGIN-不幸のドン底から奇跡の大逆転の始まり-
9. ブーゲンビリア
10. ボトルキャップ
11. バトンタッチ
12. ベーゼ
13. バニー
14. ベイクドチーズ
15. BATTLE FEVER
16. ビックリ箱
17. Bitter Love, Sweet Memory
18. 秒速2.0m/s
19. バスストップ
20. バーバラ

【TYPE-B[CD]】
品番: BDBX-0055B
価格: \2,300 (税別)

CD収録曲:
1.Balloon 作詞/作曲:Minemura Akinori
2.ボールペン 作詞/作曲:Tsubuku Masatoshi
3.ブギウギ 作詞/作曲:Minemura Akinori
4.ベーコンレタスチーズバーガー 作詞/作曲:Minemura Akinori
5.ブランコ 作詞/作曲:Minemura Akinori
6.Bonjour 作詞/作曲:Minemura Akinori

発売元:BadeggBox
販売元:BM.3

トレーラー動画

インストア情報は
http://thebenjamin.jp/news.php?id=276

ショップ別購入特典情報は
http://thebenjamin.jp/news.php?id=279
                                                        ★LIVE情報★

The Benjamin 4th Anniversary ONEMAN TOUR Respect 10th HSB 『B4U-誰よりも幸せになってやる!-』

出演:The Benjamin

■2019.4.6(土)
宇都宮HELLODOLLY
開場17:30/開演18:00
料金:前売り\3,800/当日\4,800(ドリンク代別途)

■2019.4.13(土)
会場:名古屋UNLIMITS
開場17:30/開演18:00
料金:前売り\3,800/当日\4,800(ドリンク代別途)

■2019.4.14(日)
会場:大阪JUZA
開場17:00/開演17:30
料金:前売り\3,800/当日\4,800(ドリンク代別途)

TOUR FINAL
『AFTER [B] HAPPINESS-スズランが咲いた日に-』
■2019.5.1(水)
会場:TSUTAYA O-WEST
開場17:00/開演17:30
料金:前売り\3,800/当日\4,800(ドリンク代別途)


関連記事

  1. これが「アイドロック」だ!!、CANDY GO!GO!、「アイドロック」スタイルを提示した2ndシン…

  2. immortal noctiluca インタヴュー

  3. ν[NEU]の前身バンドとなったHeaRt、復活に至るまでの道のりを激白!?あの失踪事件の真相も…!…

  4. yucat interview

  5. バーティカルプラットフォームアプリ「VisUnite」、アプリ内ランキング1位「NvM」の特別インタ…

  6. コントラリエ インタヴュー

  7. 超絶ロックテイストなアイドルユニット、旋律フリージアとは…。

  8. 舞台「Sing Equally under the Sky-DIVISION- インタヴュー