New

「GIRLS ROCK SUMMER SPLASH!! 2016」レポート、総勢11組のガールズロックバンドたちがZepp Tokyoのステージに熱狂の華を添えていた!!


 イベンターのオデッセーが、春夏秋冬”季節の変わり目”ごとに定期開催中。ライブハウスを舞台に活動しているガールズロックバンドたちの中から、「次の時代は彼女たちが担う」という人たちを集め開催しているのが「GIRLS ROCK SPLASH!!」になる。
8月28日(日)には、Zepp Tokyoを舞台に「GIRLS ROCK SUMMER SPLASH!! 2016」と題し、全11組の演者たちを揃えて開催。出演したのは、HONEBONE/葉月あすか/HERe:NE/ガールズロックバンド革命/CASPA/SEKIRARA/Risky Melody/CANDY GO!GO!/Split BoB/Chu’s day./Cherry Heartsという面々。ライブ後には、「GIRLS ROCK SPLASH!!」の名物司会者である、ハグてっぺい氏によるメンバーらとの談笑混じりのトークも繰り広げられた。

そこには、次々とドラマが描き出されていた。
_MG_0912
 トップを飾ったHONEBONEは、アコースティックなスタイルのもと『満月こわい』や『夏が嫌いになっちゃった』など、思うがままの痛い感情をぶつけていた。歌に嘘は付けないと歌い手は言う。HONEBONEの場合は奇麗事など一切口にすることなく、感じたままを歌にぶち蒔けてゆく。その潔さこそがHONEBONEの”らしさ”だ。
5G4A1723
 葉月あすかはロック/アイドル/アニソンと3つの要素をセットリストの中へと組み込み、オケとバンド演奏両方を用いながら、オリジナルと『空色デイズ』などのカバー曲を織りまぜた熱いステージングを展開し、場内に盛り上がりを描いていた。可愛い姿にあふれんばかりのロックなエナジーを詰め込み吐き出してゆく葉月あすか。その存在は、あなどれない!!
_MG_1424
HERe:NEは、ヴォーカルが病欠からサポートヴォーカリストを呼んでのステージング。舞台上からしゃもじを投げ入れれば、演奏面でも『Go!Go!BREAK!』を通しサークルモッシュ生まれる熱狂を作りあげていた。楽しむことに理由も規則もスタイルも関係ない。心がはしゃぐままに騒げばいい。その風景を、HERe:NEはしっかりと作りあげていった。
5G4A2065
ガールズロックバンド革命のライブは、終始、ポテンシャルの高い演奏が炸裂。「君が笑うそれだけで幸せを感じる」。青春の輝きにも似た、真っ直ぐに弾けてゆく眩しい感情を『sparkling smile』を通して届ければ、ガールズロックバンド革命の顔とも言えよう『声』を、触れた人たちの胸へグサグサと突き刺していった。場内中から雄叫びが、拳が突き上がり続けていた彼女たちのライブ。その叫びが、もっともっと会場を大きくなったとき、ガールズロックバンド革命はきっと音楽の革命を起こしてくれるはずだ。
_MG_1586
CASPAの音楽は、無条件に身体に光を充填させてゆく。それは、彼女たち自身がキラキラと眩しいほどに未来を見据え、想いを叫んでいるからだ。『The End Of The World』に触れながら、幾つになっても夢見る気持ちを信じたくなっていた。『歌をうたえば』に触れながら、気持ちの奥底から昂揚した感情が次々と沸き上がってきた。このワクワクとした衝動を笑顔で受け止められる限り、絶対に明日へ踏み出せてゆく。その一歩を踏み出す勇気を、CASPAが教えてくれた。
5G4A2406
 凄まじいエナジーに包まれた衝撃を塗り重ねるように、舞台上から『コドモダマシノ夜』が解き放たれた。スリリングな演奏が緩急巧みに物語を描いてゆくSEKIRARAのライブ。 轟音に乗せ、わだかまった気持ちを一気に解き放つように響き出した『メリーゴーランド』など、演奏も鋭い衝撃と衝動を与えてゆくが、大波ユリカの歌声からはサディスティックなほど挑発する”気”があふれていた。絶唱女(スケ)番長に攻められたら、熱狂を傾けるしかないじゃない。でも、それが嬉しいんだけどさ。
5G4A2645
スペクタクルな映画の始まりのよう、勇壮で雄大な緊張感を持って物語が幕を開けた。『A NEW DAY』や『ペチュニアの咲く丘』など、Risky Melodyが連れ出したのは、スケールあふれたドラマチックな物語のキャストとなり、ともにストーリーを描いてゆく楽しさだ。楽曲自体がシンフォニックロックな雰囲気を持っているからこそ、一つ一つの展開を一緒に塗り広げたくなる。メンバーと観客らが共にドラマを作りあげることで、自然と魂も燃え盛ってゆく。まさに『情熱Splash!』なライブをRisky Melodyは突き付け続けていた。
IMG_4958
 何時もはオケを用いてのステージだが、この日のCANDY GO!GO!は生バンドを従えてのライブ。去りゆく夏をグイグイ常夏へ引き戻すように情熱満載のもと『ワンチャン☆サマー』を歌えば、駆け上がるどころじゃない、アクセル全開で暴走する嬉しい衝撃を『Cinderella Call』や『endroll』で与えてくれた。この日のCANDY GO!GO!は、バンド演奏が似合うビートロック曲を揃え、これが「CANDY GO!GO!の描き出しているアイドロックなんだ」という姿を示してきた。終始、熱狂と絶叫が止まないところか、興奮した空気が火照り続けていた理由も、納得だ。
_MG_2018
 『Parallel World』を合図に、場内のテンションは一気に爆発!!。メンバーもパワフルな演奏を真正面からぶつけ、熱狂する観客たちへさらに熱いエナジーを降り注いでゆく。つかみをもった歌系楽曲なのに、演奏には重厚さが漲っている。だからこそSplit BoBのライブには、何時も身体が震える興奮を覚えてゆく。♪この目で、この足で、自分を探す♪。自分たちの意志を投影した『FLY HIGH LIAR』など、Split BoBのぶれることのない姿勢が、彼女たちを熱く支持する人たちを増やし続けている。
IMG_5465                        Chu’s day.の奏でる『Cycling』が場内へ響き出したとたん、そこは一瞬にして青春を謳歌する舞台劇へと変貌。演奏に触れた一人一人が主人公となり、眩しい恋の想いに駆られ、駆けだしたい気分に浸っていた。Chu’s day.の歌はどれも、触れた人たちを火照った想いに駆られる青春ドラマの主人公に変えてゆく。つねに、眩しい青春のきらめきを熱狂に変えて表現してくれる。そのキラキラが続く限り、何時だって青春の輝きの中で永遠を謳歌していたい気分にChu’s day.はさせてゆく。
IMG_2130
ハッピーな香りを振りまいてゆくバンドらしい、楽しくはっちゃけたライブを展開したのが、Cherry Hearts。『Hello』や『My Way』『Weekend Warrior』など、ガーリーでロックなビートの炸裂した歌が理性の服を脱ぎ捨て、全力ではしゃぎたい嬉しいトキメキを与えてくれた。誰もが思いきりタオルを振りまわし、ドキドキの弾丸を次々と撃ち放つ演奏へ全力で、クシャクシャの笑顔でぶつかり続けていた『Beautiful Days』を含め、ズッとズッと上がった気持ちのまま刺激的なアトラクションに乗ってはしゃぎ続けてゆく。そんな楽しみきったハッピーな興奮をCherryHeartsは与えてくれた。

次回の「GIRLS ROCK SPLASH!!」は大阪が舞台。

 次回は9月17日に大阪は阿倍野ROCK TOWNで「GIRLS ROCK SPLASH!!2016-OSAKA-vol.2」の開催が決定している。関西地区のガールズロックファン、ぜひ熱狂にまみれに遊びに行って欲しい。

PHOTO:樋口明日香、熊谷美妃、三村愛
TEXT:長澤智典

「GIRLS ROCK SPLASH!!」 Web
http://girlsrocksplash.com/

HONEBONE
『ドクター』
『満月こわい』
『夏が嫌いになっちゃった』
『骸骨』
『フリーター』

葉月あすか
『僕たちの虹』
『空色デイス』(中川翔子)
『トライアル』
『Tampopo Zeppelin』
『初恋サイダー』(Buono!)
『Rising Hope』(LiSA)
『トライアル』

HERe:NE
『あおりかしら』
『声を出そうかしら』
『手をつなごうかしら』
『しゃもじかしら』
『モッシュかしら2』
『Golem(ゴーレム)』
『肉弾戦』
『Go!Go!BREAK!』

ガールズロックバンド革命
『MOMENT』
『バイブレーション』
『ランナーチェイス』
『sparkling smile』
『声』

CASPA
『The End Of The World』
『Goodbye Sayonara』
『Sally』
『静寂と光』
『Beautiful Dreamer』
『歌をうたえば』

SEKIRARA
『まぶしい朝』
『コドモダマシノ夜』
『一秒でも長く君の記憶になりたい』
『メリーゴーランド』
『はじめからいらない愛だった』
『嘘』

Risky Melody
『A NEW DAY』
『情熱Splash!』
『Pierrot』
『ペチュニアの咲く丘』
『ALL AS ONE』
『Risky Melody』

CANDY GO!GO!
『Cinderella Call』
『絶対加速少女C』
『ワンチャン☆サマー』
『endroll』
『overdrive』
『NERVOUS VENUS』

Split BoB
『Parallel World』
『スターになれない』
『BE READY』
『スパイス』
『幻想の中で』
『FLY HIGH LIAR』

Chu’s day.
『Cycling』
『HOT GIRL』
『Hip Hip Hooray』
『Lovesick girl』
『GLORY DAYS』
『RUSH!!』

CherryHearts
『Hello』
『青春レジスタンス』
『My Way』
『Weekend Warrior』
『ねがいごと』
『Beautiful Days』
『Life goes ON!!』


関連記事

  1. 新生Scarlet Valse、結成6周年ワンマン公演の舞台で手に入れた未来へ羽ばたくための黒い翼!…

  2. 公務を始めてから3ヶ月、17代目ミニスカポリスが初のワンマン公演を実施。これからも17代目ミニスカポ…

  3. 4周年。圧倒的な完成度で次のステージを感じさせた8人のFES☆TIVE。

  4. 超能力でスプーンを曲げれば、超スローなムーンウォークも。みのりほのかと一緒に銀河のディスコ空間でスペ…

  5. MIRAGEライブレポート

  6. これは戦いだ!!暴走ロック轟き渡る中、高ぶった感情ぶつけ愛った熱狂劇!!

  7. YURAサマ×「@works project」。3日目は、イベントへ出演したV系ミュージシャンがステ…

  8. 星乃ちろる、フルスピードで駆け抜けた9日間の主催イベントの模様を報告。無敵なスマイルは、何時だって側…

取材/掲載依頼はこちら

twitter